第四十七話 輸送列車
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!どこまでも付き合ってもらうわよ」
「…よし!行くぞ!」
二人は先頭車両に向けて駆け出した。
イレギュラーが飛び出して二人に襲い掛かるが、アッシュとグレイが銃を向けて引き金を引いた。
すると銃口から見慣れたショットが発射される。
「これは…アタシのレーザーじゃない!」
「僕のはバスターだ…」
どうやらそれぞれの銃は変身前に使っていた武器を基にしているようでモデルAの力でこの姿で戦うのに相応しい形状に変化した物らしい。
「助かるわ、使い慣れた武器があれば大分戦いやすくなる」
「それだけじゃない、オイラの力でお前達の持っていた武器の性能が底上げされてるんだ。エネルギーをチャージすればグレイは強力なチャージバスター、アッシュは数回反射するレーザーを発射出来るぜ。後はホーミングショット、グレイとアッシュじゃ性能が違っていてグレイはレーザーサイトの縦のサーチ範囲が広くて追尾する複数のレーザーが撃てる。アッシュは横のサーチ範囲がグレイより少し広い代わりに縦のサーチ範囲が狭いんだ。ロックした敵を連鎖して攻撃するレーザーが撃てるんだ。」
「ふーん」
モデルAの解説を聞いたアッシュが解説内容を総合するとロックマン・モデルAの状態ではグレイの武器は速度が遅いが扱いやすく、アッシュの武器は速度は速いが癖が強いということになっているわけだ。
取り敢えず今の武器を上手く使ってイレギュラーを破壊していく。
「あ、そうだ!一つ忘れてた…エネルギーがフルの状態の時はギガクラッシュって言う大技が使えるぜ?大量の敵に囲まれた時に使ってみな。ただし一度使うとエネルギーが空になるから良く考えて使えよ。」
「分かった。」
グレイはチャージバスターとホーミングショットのディフュージョンレーザーを上手く使って攻撃していく。
アッシュもレーザーのチャージ攻撃であるリフレクトレーザーの反射を上手く使って複数のイレギュラーを射抜き、ホーミングショットのコネクションレーザーで攻撃する。
そして先頭車両に繋がるシャッターを抉じ開けて奥へと進むと、何者かの雄叫びが聞こえてきた。
「アオアオアオーッ!モデルA…!お前、掟破った!ロックマン、選ばれし者!その女、俺達の敵!その少年、失敗作!力貸す、良くない!」
「掟も何も、オイラはお前らの事なんか知らないっての!」
「何だこいつ…!?他のイレギュラーとは何か違う…!」
「あいつは確か…賞金首のイレギュラーだったような…」
グレイは突如現れたイレギュラーの異質さに気付き、アッシュは以前のハンターキャンプの指名手配されていたイレギュラーの姿と酷似していることに気付いた。
「俺、イレギュラー違う!俺、フォルスロイド・ディアバーン!プロメテと
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