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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第4章 ???×夜天の書
第19話 魔法少女リリカルはやて
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いうのが正しいかもしれないが。
「わかったわ。『歩くロストロギア』さん?」
「わたしは、全然構わへんよ。
かっこいいから、気に入っているねん」
――――歩くロストロギア
今こうして会話している若き管理局員がもつ物騒な通称である。
膨大な魔力量を使った力押しによって、犯罪組織をことごとく潰してきた管理局の最終兵器。
通常なら十数人必要な儀式魔法、広域せん滅魔法を一人で行使。
立ちはだかる者を全て薙ぎ払う様は、火力信者たちの憧れだ。
その背景には、史実との差異があった。
彼女は、リンフォース・ツヴァイやヴォルケンリッターに魔力供給をしていない。
その結果、総魔力量は、大幅に上昇している。
実は、史実における「高町なのは重症事件」も彼女が未然に防いでいた。
当時、少女は、高町なのはと一緒に作戦行動をしていた。
任務も終わり、ステルス搭載型のガジェットが、なのはを背後から貫く――はずだった。
だがしかし。
近くで広域せん滅魔法を景気よく連射していた『歩くロストロギア』によって、ガジェットは、ステルスを纏ったままぶちのめされていた。
総合SSSランク魔道師の名は、伊達ではない。
「貴女と高町さんと言えば、ハラオウンさんも有名よね」
――――フェイト・T・ハラオウンとその使い魔アルフ
ジュエルシードを巡って、管理世界出身の少女とその使い魔と戦った。
その少女、フェイト・テスタロッサ・ハラオウンは、当時フェイト・テスタロッサという名前の少女だった。
しかし、彼女もまた、魔法の天才だったのである。
時空管理局が現地に到着するまでの時間。
フェイトとなのはたちは、幾度も戦った。
しかし、フェイトにとって不幸なことに。
将来提督になる少女と暮らす保護者は、たまたま引退した時空管理局員だった。
なのはたちは、彼とその使い魔たちの指導のもと力をつける。
ジュエルシードも、保護者たちが確保してしまった。
そのせいで、フェイトとその使い魔――アルフという名前の狼――は、苦戦していた。
きっと、一つも集めることは、できなかっただろう――本来なら。
「貴女と、高町さん、ハラオウンさんの三人組は、いまやスターですものね。
管理外世界で偶然出会って交友を深める英雄たち――って、どこの物語よ」
「お?それ、昨日発売された雑誌の見出しやね。
読んでいてくれて、嬉しいわ。でも、ちょっと違う。
正しくは『美少女の英雄たち』や」
「はいはい……まあ、間違ってはいないけれど、内面がねえ。
一番、美少女の称号が似合うのは、ハラオウンさんじゃないかしら?」
「あーそれは言えとるな
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