ロックマンZXA
第四十五話 飛行艇の追跡
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でも俺からすれば雑魚と変わらんがな」
他のアッシュの同期達は既に倒されており、アッシュも立てるだけの体力を失っていた。
「少し楽しませてもらった礼だ。この一撃で消し飛べ!!」
鎌を大上段に構えてアッシュに振り下ろそうとするプロメテにアッシュは目を閉じたが、何者かが間に入ってプロメテの鎌を受け止めた。
「簡単に諦めるんだな?一流で世界一のハンターになるんじゃなかったのかアッシュ?」
聞こえてきた低い声に目を開くと、そこには真紅のアーマーと腰にまで届く金髪が特徴的な青年が立っていた。
「…ヴァン!!」
「久しぶりだなアッシュ…ふん!」
アルティメットセイバーを勢い良く振るってプロメテを弾き飛ばすと、アッシュの方を振り返る。
「ヴァン、どうしてここに…」
「相変わらず呼び捨てと敬語なしか…まあ、その辺は俺も似たようなもんだし…イレギュラーが上でわらわら集まってたからな…イレギュラー狩りに来たんだよ。そしたら君がやられそうになっててな。大きくなったなアッシュ…個性的な頭がそのままだったからすぐに分かったよ」
「個性的な頭って…ポニーテールなんて珍しくないし女の子に言う言葉じゃないでしょ!?」
「久しぶりだな、モデルOのロックマン。相変わらずイレギュラー狩りに精が出ることだな。遥か昔のイレギュラーハンター気取りか?」
「そうかもな、プロメテ…お前もここにいるとは好都合だ。ここで決着をつけるか?…アッシュ…そいつらを連れて逃げろ。良いな」
「お宝をゲットしたらね!そしたらこの飛行艇の小型艇か何かで逃げるわよ!」
「させるか!」
同期三人を運びながら飛行艇内部に侵入しようとするアッシュにプロメテが妨害しようとするが。
「邪魔はさせないぞ、行け!アッシュ!!」
「ありがと!ヴァン!!」
ヴァンがセイバーで斬りつけることでプロメテの妨害を阻止する。
「チッ…まあいい。奪われたライブメタルなどすぐに取り戻せる。少しの間だけ楽しもうじゃないかぁ!!」
ヴァンとプロメテが同時に駆け出してセイバーと鎌の光刃が激突し、そしてお宝のライブメタルを回収したアッシュは違法ハンターの小型艇を奪って脱出した。
「死なないでよ…ヴァン…それにしても…結構ギリギリだったわ…自動操縦に切り替えて、座標を…これ…で…」
座標を近くのハンターキャンプに指定した直後に限界が来たのかアッシュは気絶してしまった。
ヴァンとプロメテは近くの飛行艇を飛び回りながら何度も高速で動き回ってぶつかり合う。
イレギュラーの飛行艇がある施設の真上を通り過ぎようとした時、事情を察したパンドラが思わず呟いた。
「プロメテ…やりすぎ…」
そして戦闘の影響で落下したと思われ
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