ロックマンZXA
第四十五話 飛行艇の追跡
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は競争率高そうよ」
通信機から聞こえてきたラザラスの言葉にアッシュは同意するとレーザーを構えてイレギュラーにショットを放った。
放たれたショットは的確にガレオンの頭部と胸を撃ち抜き、破壊する。
幼い頃はレーザーのショットの反動もあって使いこなせなかったが、成長と特訓によって片手でも正確な射撃が出来るようになった。
「どんなもんよ!」
襲い掛かるメカニロイドを物ともせずにアッシュはリフトに乗り込んで次の飛行艇に着地し、先頭の飛行艇へと急いでいくが…。
「ん?」
自分を巨大な影が覆い、上を見上げると土偶を彷彿とさせる大型メカニロイドが攻撃を仕掛けてきた。
「ふーん、雑魚の癖に図体がでかいじゃない。」
不敵な笑みを浮かべて近くのリフトに乗り込んで迎撃するアッシュ。
「生憎あんたみたいなメカニロイドとはね、嫌ってほど戦ってんのよ!!」
メカニロイドのビームの発射口である目を集中的に狙うとメカニロイドは煙を噴き出し、最後には大爆発を起こした。
そして爆発に巻き込まれないようにリフトから飛び降りたアッシュは目的の飛行艇に着地した。
「到着…っと!さーて、お宝ちゃんはこの中かしら〜?」
飛行艇内部に侵入しようとするアッシュだが、先客がいた。
紫を基調としたアーマーに自分の背丈ほどの大鎌を持った少年…プロメテだ。
「何だ…またライブメタルに集る蝿が増えたか…邪魔だ…雑魚は失せろ」
「へえ…このアッシュ様を雑魚呼ばわりなんて、大きく出たわね。見たところ、ハンターってわけでもなさそうだけどアンタもライブメタルが狙い?」
「金目当ての貴様らハンター共と一瞬にするな。ライブメタルは貴様らには過ぎた代物だ。大人しくここで死んでおけ」
「おっと!そうはいかないぜ!」
「やっと追い付いたぜ!俺もパーティに混ぜてくれよ!」
「何だ…こいつは…ハンター…いや、イレギュラー…なのか?」
アッシュにようやく追い付いた同期の三人がバスターを構えながら現れた。
「みんな気をつけて!こいつ、ただ者じゃないわ!」
「フンッ…鬱陶しい奴らだ。良いだろう…冥土の土産に覚えておけ、俺の名はプロメテ…そしてこれがライブメタルの力を操る者…ロックマンの力だ!」
鎌を構えてアッシュ達に突撃するプロメテ。
そして一方では、ある施設に向かっていた片割れのパンドラもプロメテのエネルギーが増したことに気付いて上を見上げる。
「プロメテ…?」
そして場所は違法ハンターの飛行艇の甲板に戻り、プロメテの一撃を受けたアッシュはギリギリで急所を外しながらも勢い良く吹き飛ばされた。
「あうっ!」
「ほう、他の雑魚共よりはマシな動きをするじゃないか。だが、それ
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