ロックマンZXA
第四十五話 飛行艇の追跡
[1/5]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
ある国で起きたセルパン・カンパニーの暴挙から四年の年月が経過し、世界は大きく変化を起こそうとしていた。
ある場所では一人でイレギュラーを狩り続ける真紅のアーマーを纏い、破壊神の力をイレギュラーに振るうヒューマノイドの青年。
ある場所では大型の飛行艇で、そのメンバーと共にある物を探しながら戦う青の英雄と赤の英雄の力を持ったヒューマノイドの女性。
ある場所では高みから暴動を起こす人々を見下ろしながら嫌悪しながらも己の理想の成就を目指す風の四天王の力を持つヒューマノイドの青年。
ある場所ではかつての屈辱を晴らすために過酷な特訓を続けながら、故郷であった滅びた祖国に眠る仲間や家族達に花と酒を手向ける炎の四天王の力を持つヒューマノイドの女性。
ある場所では愛する海に身を任せながら、年々深刻化している海の汚染とそれを気にしようとしない人々への怒りを募らせていく氷の四天王の力を持つレプリロイドの少年。
ある場所では自身を裏切って瀕死の重傷を負わせた仲間の生き残りを発見し、全て始末して無表情から狂喜の表情を浮かべる影の四天王の力を持つレプリロイドの青年。
そしてロックマン達の戦いに介入しながら見つめる二人の少年と少女。
この時の騒動をきっかけに世界は大きく変化することとなる。
一隻の飛行艇が、離れた場所を飛んでいる飛行艇を追い掛けていた。
飛行艇の中にはハンターの一人がミッションの始まりを待っており、そして一人の青年が入ると仲間達に確認を取る。
「さて、お前達!準備はいいな?」
青年…かつてのハンター見習いの少年だったニコルが聞くと、興奮した青年が前に出てきた。
「まだ違法ハンター共の飛行艇は見えてこないのか?こっちはウズウズしてんだ!」
その言葉通りに青年…かつてのハンター見習いの少年だったラザラスが熱くなっていた。
「そう焦るなって、今のうちにミッションの確認をするぞ。依頼主はかの有名な連合政府・レギオンズだ。世界を治めるお偉い様が俺達ハンターギルドに依頼を申し込んできた。お前ら、ライブメタルって知ってるか?」
「人の魂を喰らう呪われた石…って噂なら聞いた事あるけどな」
荒唐無稽な噂話程度ならかつてのハンター見習いの少年だったレッドも聞いたことがある。
「ハッ、そりゃ傑作だ!確かレギオンズがそれに凄え賞金をかけてたな」
確かライブメタル一つにつき、レギオンズがかけた賞金は百万ゼニーと言う大金である。
「そのライブメタルがとある遺跡から見つかったらしい。ハンターギルドに入っていない違法ハンター共が勝手に掘り起こしたそうだ。そのライブメタルを取り返し、レギオンズ本部に持っていくのが今回のミッションだ」
「お宝の話はそれぐらいでいいだろ?さっさとおっ始
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ