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ヘタリア学園
第四百十九話  マジでこのままいくなんて

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第四百十九話  マジでこのままいくなんて
「まさかよ、ゲストだと思ったよな」
「思いたかったの間違いだろ?」
 フランスがまたイギリスに突っ込みを入れています。
「あのままあいつがゴールドで居座るなんてよ」
「それでリーダーぶってるけれどどうなんだ?」
「知らねえよ」
 言葉を変えれば知りたくもないです。知ってどうなるかというとこれがどうしようもない問題ですから。つまりどうしようもないことになっていました。
「で、あの三人はどうしたんだ?」
「こういう時はいつもいなくなるだろうが」
「そうだったな」
 アメリカ、中国、ロシアの三人はこうした時にはいつも何処かに行きます。韓国が変なことをするとその尻拭いはいつもこの二人なのです。
「くそっ、何が連合ウィングスだ」
「戦隊は基本的に五人だろうが」
 三人の場合もありますが大抵は新規加入メンバーが入るのでそうなります。つまり韓国兄妹の方がリーダーなのですが少なくとも韓国はそう思っていないのです。
「けれどよ。あいつ生徒会長だろ?」
「・・・・・・ああ」
 忌々しい現実がまた一つ。
「そうだよ。だからリーダーつってもな」
「通るのかよ」
「そういうことだ」
 フランスの口調がこれまた実に忌まわしげです。
「あいつ、前は地獄がどうとかだったんだけれどな」
「最近ネタになってきているってのにな」
 それでも現実は変わりません。やっぱり韓国がゴールドとして傍若無人の振る舞いを続けています。しかもあの三人は何故かこういう時にいません。


第四百十九話   完


                          2008・10・27

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