どうやら銃選びに行くようです。
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モットさんが俺に対してした質問のことだと分かった。
「好きな銃言っても…俺、あっ。」
たまたま俺の眼中にはいったスナイパーライフルってやつが俺の記憶を刺激した。
「…ル。」
「?」
「ミコト。ちゃんと言え。トモットが混乱する。」
「…このスナイパーライフル。『VSR-10G Spec』…がいいです。」
「「?」」
「ミ、ミコトお前、銃のことわかるのか?」
「い、いや。まだ銃のことはチンプンカンプンだけど…このスナイパーライフルが…俺の記憶を刺激したんだ。…多分だけど俺この銃、エアガンなら使ったことあるんだ。」
「「エアガン?」」
そうトモットとキリナが同時に聞いてきた時、ぼーっとしていた頭がハッとして
『しまった…』と思ってしまった。
「エアガン。何。教える!」
興奮状態で質問してくる銃造りのドワーフ(みたいな)女の子がいるじゃないですか。
「早く!教える!」
「えーっと…銃の偽造品みたいな物で…うっても怪我をしない戦場の気分を味わうためのおもちゃの銃…かな?」
「…表文明の人間は戦場の気分を味わいたい何て…おかしすぎる。」
多分本当に戦場を体験しているキリナがぶつぶつ独り言(みたいなの)を言っている。
「……分かった。お礼。割引。」
「お!何円だ?トモット。」
無一文の俺の代わりにお金を払ってくれるキリナが食いついた。
…やっぱり女の子に払ってもらうのはちょっと…いや、凄く尺が悪い。
「…割引。180000ニマル。会計。867920ニマル。」
「お前にしてはかなりの割引だな。」
「…知らなかったこと。教えてくれた。お礼だから…」
今さっきまでと打って変わって文章になって俺に向かって言った。
「ありがとう。キルの弟子。」
そう言ってふわっと笑ったトモットさんの笑顔に俺は少しドキッとしてしまった。
しかし、その笑顔はすぐになくなりまた単語だけで話し始めた。
というか、割引して9000000くらいなんだ。
「…スナイパー。副武器。ハンドガン。オススメ。」
「ふぅ〜ん。そうなのかー(棒読み)」
もうそろそろ俺、ついていけなくなるかも…
そんなだらしない俺に気づいたのかキリナが
「ハンドガンはトモットのおすすめがいいみたいだ。…ミコトは。」
助かった!キリナ!という目で見ているとキリナが
そっちこそトモットを誑し込むなよ!と怒りの目でこっちを見てきていた。
「トモ。オススメ。『グロック18c』…使いやすい。」
そう言ってトモットがおずおずとハンドガン?の『グロック18c』?というのをもってきた。俺はその『グロック18c』を手に取った。……馴染みやすい。
「これ、馴染みやすいな。気に入った。キリナ,この銃いいかも!俺、これがいいわ。」
「ん?ああ
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