エピローグ
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な沈黙を保っている。
そしてそのほかにも、考えなければならないことは山ほどあった。共闘が終わったことで再び敵対関係に戻った巴、病院への搬送中に手を打たれたのか、気が付いたときにはデッキを残して忽然と消えていた蛇ノ目の新型「BV」デュエルディスク……鼓には大きな口を叩いたものの、糸巻の置かれた状況はすこぶる悪い。
「ま、なんとかするさ」
誰にともなくぽつりと口にすると肩をすくめ、くるりと駅に背を向ける。さて、これからどうするか。とりあえず病院も近いことだし、清明の見舞いにでも行ってやろう。ロベルトたちも気にはなるが、あちらはまだ面会謝絶が続いているはずだ。
方針を決めて一歩を踏み出すと、ふわりと吹いた風に赤い髪がなびいた。
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