第五十八話 入学前のその三十六
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「千里はその人に出会えて凄くいいことを学んでいるわね」
「そうなのね」
「ええ、凄くね」
こう私に言ってくれました。
「いいことばかりね」
「学んでるのね」
「人として大事なことを」
「先輩とお会い出来たことはいいのね」
私はこのことをあらためて思いました。
「そうなのね」
「ええ、尊敬出来る人にお会い出来て」
そしてというのです。
「その人から沢山のことを教えてもらって学べてね」
「お引き寄せの中でもなのね」
「とてもいいことだったと思うわ」
「そうなのね」
「しかも同じ兵庫県の人っていうのがね」
このこともとです、お母さんは私に笑って言いました。
「余計にいいわね」
「そうなの、まさかね」
お会いした時はです。
「同じ兵庫県の人なんてね」
「思わなかったのね」
「それでそのことからもね」
私にとってはです」
「凄く嬉しかったの」
「そうよね」
「そう、だからね」
それでというのです。
「私今回のことも楽しみなの」
「じゃあ楽しんできてね」
「そうしてくるわね」
こうお母さんに答えてでした、私はうきうきとしながらそのうえで先輩とお会いして一緒に遊びに行く準備をしていきました。
その中で今度は大石さんにこんなことを言われました。
「その調子でね」
「あっ、何ですか?」
「素敵な人が出来たら」
笑って私にお話してくれました。
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