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ドリトル先生の競馬
第六幕その十一
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ね」
「客観、周りから見てもよね」
「それじゃあ周りはどう見ているか」
「そこをちゃんとわかったらね」
 それこそと言う皆でした。
「先生の運命は動くよ」
「それも大きくね」
「しかもよく変わるから」
「だからだよ」
「ここは客観も見てね」
「先生の主観だけでなくね」
「そうしてね」
「そうしたらわかるから」 
 先生に熱心に言います、ですが先生はその皆にこう言うばかりでした。
「そうならいいけれど」
「だから何でこのことだけ聞いてくれないのかな」
「人のお話を聞く人なのに」
「どうしてか」
「このことが謎だよ」
「全く以てね」
 皆そんな先生にやれやれです、けれどその先生とビーチでも一緒にいてです。
 楽しい時間を過ごして後片付けをしてからお家に帰りました、そうしてお家の中でも先生と一緒にいるのでした。
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