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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
VAVA Mk-U
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「何を言っているんだ?でも、この声・・・・・」
『の・・・・・・くん・た・・・・・・けて・・・・』
よく聞いてみると聞き覚えのある懐かしい声だった。
「もしかして・・・・・・」
『のび太くん・・・・・・・助けて・・・・・』
「ドラえもん!」
声の正体がわかるとエックスは驚く。それは玉美も同じだった。
「ドラえもん?ドラえもんなの!?」
『のび太くん・・・・・助けて・・・・』
「ドラえもん!」
エックスは、玉美をおんぶするとバスターでメカニロイドを破壊しながら声のした方を目指してダッシュ移動する。
『のび太くん、助けて・・・・』
「待っててくれ、ドラえもん!今、助けに行くから!!」
ドラえもんに会いたい一心でエックスは玉美に攻撃が当たらないように避けながら壁を昇っていく。上り終えるとそこには一つの大きな扉があった。
「この先だ!」
エックスは玉美を降ろすとバスターで扉を破壊する。部屋の奥には青い大きな頭のなにかがロープで縛られていた。
「ドラえもん!!」
『のび太くん、助けて・・・・・』
「ドラえもんだ!」
エックスは急いでドラえもん?の方へと駆けて行く。
「ドラえもん!今すぐ助け・・・・・・!?」
ドラえもん?に手を掛けようとした瞬間、ドラえもん?はバラバラになってしまった。エックスはあまりの出来事に破片をかき集める。
「こ、これは・・・・・・」
よく見るとそれはドラえもんではなく青い塗料を塗って似せた作り物だった。中にはドラえもんの声を録音したボイスレコーダーが流れている。
「そ、そんな・・・・・!」
落胆しかけたエックスだったがすぐ背後から何かが迫ってくると感じ、玉美を抱えて急いで回避した。それは、スクラップを踏み潰し、すぐに後ろを向いたエックスを見下ろしていた。
「クッククク・・・・・・あんな浅はかな罠に嵌るとは相変わらず甘いな、エックス。」
「お、お前は・・・・・・・・」
目の前に現れた者にエックスは唖然とした。
パーソナルカラーは多少は変わっていたものの見覚えのある姿。自分が倒したはずの元同僚であり、ゼロと自分を窮地に追いやったイレギュラー。
「VAVA?!そ、そんな馬鹿な!?生きていたのか!?」
エックスの驚いた顔に玉美はよく理解できないでいた。VAVAは、そんなエックスを他所に余裕そうにライドアーマーに乗っている。
「死んだとも、お前のおかげでな。だが、こうして地獄から戻ってきた。パワーアップしてな。」
「そんなことが・・・・・・」
「この工場には至る所に爆弾が仕掛けてある。しばらくするとお前諸共吹き飛ぶようにな。」
「なっ!?」
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