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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
アシッド・シーフォース
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ら。』
そこでメッセージは途切れた。どうやら遺言だったらしい。
「・・・・・・・おそらく、この映像の女性があのイレギュラーの開発者だったんだろうな。」
「そうか!あのレプリロイドは元々環境再生のために開発されていたのか!それが人間がごみを何度も捨てるようになって分解処理しきれなくなってあそこまで変貌したんだ!」
「だとすると可哀そうね。」
「ア・・・・・・アァ・・・・・・・・・・・」
シーフォースは、ボロボロの体でダムの水中へと潜っていた。濁って魚がほとんど死滅してしまった湖底に辿り着き、彼は何かを探すように彷徨う。
「ア・・・・・・・ア・・・・・・・!!」
そして、一つのカプセルを発見する。汚い藻を払って見てみるとそこには先ほどエックスたちが映像で見た女性の寝顔があった。
「ハ・・・・・カ・・・・・・セ・・・・・・・・」
シーフォースは泣きながらカプセルに抱き着いた。
「ハカセ・・・・・・・・ゴメン・・・・・・・俺・・・・・・取リ返シノツカナイコトシタ・・・・・・ハカセノ眠ルココ・・・・・・汚シタ・・・・・・俺、ハカセトノ約束ヤブッタ・・・・・・・・・」
シーフォースは機能停止寸前になっているのにもかかわらずひたすら女性に謝り続ける。
「俺、結局人間ト同ジ。自然壊ス奴ダッタ・・・・・ハカセニ寂シイ思イサセタ・・・・・・ゴメン。」
シーフォースはとうとう体が動かなくなる。
「セメテ・・・・・・・・ココ、ダ・・・・・・ケ・・・・・ハ・・・・・・・・」
機能停止すると同時に水中のゴミなどがシーフォースに集まって行く。
「おい!これは・・・・・・」
エックスたちは、外に出てきたときダムの光景を見て唖然とした。
「ダムの水が綺麗になってる!?」
先ほどまで汚かったダムの水は嘘のように綺麗になっていた。それどころか死にかけていた魚たちが見違えるように泳いでいる姿も見えた。
「シーフォースがやったんだ・・・・・・せめてもの罪滅ぼしとして生みの親である彼女の眠るこの場所を守るために・・・・・・・・俺たちも今残されている環境を守るように努めなくちゃいけないな。」
「・・・・・そうかもしれんな。」
一同はダムの景色を見ながらそう感じた。
「・・・・・・あの・・・・・エックス。」
「ん?」
浄化施設から出てこようとしないマーティ
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