暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
アシッド・シーフォース
[4/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ナ捨テル・・・・」

シーフォースは目から涙を零して言う。

「こいつ・・・・・・泣いているのか?」

「オ前ラノセイ!!オ前ラノセイデ!!」

シーフォースは、液体の塊を生成してゼロたちに向かって投げる。ゼロはバスターで塊を吹き飛ばすが飛び散った液体はゼロのアーマーを溶かす。

「この液体・・・・・強酸だったのか!?」

「オ前タチモ溶ケロ!!」

シーフォースは次々と強酸の塊を生成してはゼロたちに向かって飛ばしてくる。ゼロはボディを溶かされながらも撃ち落としていくが、ジャイアンたちは大慌てで逃げて行った。

「うわぁ!?今度はこっちに飛んできた!?」

「避けろ避けろ!!」

マーティもバスターショットで攻撃するが運が悪く効果はほとんどない。

「属性チップがあればなんとかなるのに!」

「溶ケロ溶ケロ!!」

シーフォースは、焦点の合わない目で攻撃を続ける。

「くっ!このままバスターで攻撃したんじゃ埒が明かん!」

ゼロは、バスターを戻してビームサーベルを引き抜くとシーフォースの懐目掛けて突っ走る。

「シネ死ネ!」

「バスターがダメなら斬るまでだ!!」

ゼロは、強酸を避けながらシーフォースの目の間にまでくるとサーベルを振り下ろす。

「喰らえ!!」

「・・・・・・・・・」

しかしサーベルがシーフォースに届こうとした瞬間、シーフォースの体はスライムのようにドロドロに溶けてその場から消えた。

「何!?」

ゼロは周囲を警戒するがシーフォースはゼロの背後で再び姿を現した。

「ゼロ!後ろよ!」

「なっ!?」

ゼロが後ろを向いた瞬間、シーフォースはゼロを抱きしめる。

「ぐわあぁぁぁあああああああ!!!!」

ゼロの体が音を立てながら溶け始める。

「大変だ!このままだとゼロさんが溶かされちゃう。」

「しずかちゃん、なんか役に立つ道具はねえのかよ!?」

「そんなこと言われても・・・・」

しずかはエックスから預かったポケットから何か道具を出そうとするがいいものが見つからない。

「くっ!」

マーティは、槍を展開してシーフォースに突き刺すが逆に槍の先端が溶けてしまった。

「うっそ!?」

「・・・・・・・・」

シーフォースは、口から強酸の液を吐き出してマーティのビキニアーマーを融解させる。

「いやいやいやいや!いやぁ〜!!」

音を立てながら溶けかけているアーマーが外れないようにしようとマーティは、必死に押さえる。

「クッ・・・・・万事休すか・・・・・・」

ゼロはもはや助からないと判断する。




















[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ