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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
二つの世界で
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マーティはエックスの顔を見て頬を赤くする。

「たとえ人間だろうかレプリロイドだろうがアタシは、エックスのことが好きだから。」

「マーティ・・・・・・」

「・・・・・また、休み取れたら一緒にデートしましょうね!」

「・・・・・うん!」

二人は手を繋ぎながらハンターベースに帰って行った。

ハンターベースの入り口でミニドラにあちこち落書きされたゼロが不動明王のように立っていることも知らずに・・・・・・。
































19XX年 野比家

「ただいま。」

ドラえもんはタケコプターを外して玄関のドアを開ける。

「ドラえも〜ん!!」

玄関を開けるとドラえもんに向かって幼稚園ぐらいの女の子が飛びついてきた。

「うわっ!?」

いきなり飛びつかれてドラえもんは転ぶ。転んだ音に気が付いたのか台所にいた玉子が駆けつけてきた。

「どうしたの玉美?そんなに騒いで・・・・・って、あら、ドラちゃんお帰り。」

「ただいま、ママ・・・・・ってもう、玉美ちゃんったら。突然来るとびっくりしちゃうよ。」

玉美と呼ばれた少女をどかすとドラえもんは痛そうに腰を上げる。

「ドラちゃん、悪いわね。いつも玉美の面倒見てもらって。」

「別に大丈夫だよ、ママ。」

ドラえもんはそう言うと玉美と手を繋いで家の中へと入って行く。

「玉美ね、もうすぐ小学生になるんだよ!」

「わかってる分かってる。最近いつも言ってるじゃない。」

「だって楽しみなんだもん!」

2人で階段を上がっている後姿を玉子、そして先ほどまで居間でテレビを見ていたのび助がそっと見守る。

「毎日あの話で持ちっきりね。」

「あぁ。もし生きていたらのび太も『お兄ちゃん』って呼んでいたんだろうな。」

「早いものね。」

「本当だな。」



野比家の居間には、ひとつの仏壇が置かれている。

そこには今でものび太の写真が飾られている。


そして


「ねえ、ドラえもん。しずかお姉ちゃんとスネ夫お兄ちゃん、ジャイアンお兄ちゃんと出かけるのいつなの?」

「そうだね。玉美ちゃんが幼稚園卒業した次の日かな?」

ドラえもんは嬉しそうに言う。



その日がもう一つの世界へと迷い込む日だと知らずに・・・・・・・・・・

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