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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
二つの世界で
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うに眺めていた。
「・・・・・あの頃はこんなものも流行っていたな・・・・。」
「ねえ、この白い奴は何?」
マーティは展示品のロボットの模型に指をさす。
「バンダムのプラモデルか・・・・懐かしいな。昔、お小遣いやっと貯めて朝早く買いに出かけたけど店に着いた頃は行列で買えなかったんだよな。」
「ふ〜ん。」
「こっちは建設巨神イエオン。当時人気だったけど制作会社とのトラブルで中々グッズが売られなかったんだよな、あの時ドラえもんが道具を出していろいろ作ってくれたけどその後と言ったら・・・・・・あっ!こっちはライオン仮面!作者がマンネリ化に困ったのか時々休載していた時期もあったんだ!」
「本当に詳しいのねエックス。」
「うん、どれも懐かしいものばかりだ。こんな形でまた見られるなんて・・・・」
2人が博物館を後にした頃にはすでに日が落ちていた。エックスたちは近くにあったベンチに座る。
「懐かしいものを見たな〜。まだB級だった頃は時々見に行ってたけど最近は忙しかったから・・・・・・」
「ねえ、エックス。」
「ん?」
「貴方って前は人間だったのよね?」
「まあね。」
「・・・・・レプリロイドになった時ってどんな気分だった?」
「えっ?」
「いや・・・・・だって、人間の体から機械の体に変わったのよ?元の体に戻りたいとか、自分のいた場所に戻りたいとか思ったことはないの?」
「・・・・・・帰りたいと思ったことはあるさ。」
エックスは夜空を見上げながら言う。
「あの頃は確かに勉強も運動もダメでみんなにバカにされたり、ママや先生に怒られていたけど今考えればあれはあれで楽しい毎日だった。ドラえもんが家に来てからは尚更だった。ポケットの中の道具でいろいろやったり、タイムマシンで未来・過去に冒険して・・・・時には変な思い付きで小遣い稼ぎをしようとも思ったこともあるよ。後でひどい目に遭ったけどね。」
「・・・・・・・・」
「でも、今は今で生きている。体が機械に代わっても俺は生きているんだ。ケイン博士やゼロ、ハンターベースの仲間たち、そして、君に出会えた。」
エックスはマーティの顔を見る。
「エックス・・・・・」
「今の俺は、野比のび太じゃなくてエックス。第17番精鋭部隊隊長のイレギュラーハンター。今もそして、これからも。」
「・・・・」
「さて、流石にこれ以上時間が過ぎるとケイン博士がのびちゃうから早く帰ろうか。」
エックスはベンチから立ち上がる。
「エックス。」
「ん?今度は何?」
マーティは、突然エックスの口に口づけする。いきなりの出来事にエックスは思わず混乱するがそっと彼女を抱きしめた。口づけを終えると
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