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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ネオシグマ
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飛んでしまいます!!」
「みんな!急いで脱出するぞ!!」
エックスたちは走って基地から脱出を始める。
しかし、途中で足場が崩れてしまったところで足を止めてしまう。
「道がないわよ!!」
「待っててくれ・・・・・」
エックスは四次元ポケットからタケコプターを人数分出す。
「二人ともこれを体に付けるんだ!ビートブードは背中、マーティは頭に!!」
三人はタケコプターをつけると飛びながら基地から脱出した。
エックスたちが基地から離れて行くと同時に基地は大爆発をして崩壊して行った。安全地帯に着陸するとゼロが先に待っていた。
「ゼロ!!」
「エックス、どうやら無事にシグマを倒したようだな。」
「いや・・・・・それが・・・・シグマはまだ生きているようなんだ。」
「何?」
エックスの言葉にゼロは不思議そうな顔をする。
「あの時の戦いのときもそうだった。・・・・・もしかしたら、またシグマは俺たちの目の前に現れるのかもしれない・・・・・・」
「・・・・・・そうか。・・・・・だが、その時はまた倒してやるまでだ。例え奴が何度も蘇ろうと・・・・俺たちがいる限り、好き勝手にさせてたまるか。」
「あぁ。」
その時丁度朝日が昇り始める。
「どうやら夜明けのようだな。」
「・・・・・・半年前のあの時もこんな感じで朝日を眺めていた・・・・・・・この太陽の温もりを・・・・・・」
エックスは感慨深い顔で朝日を見る。そんなエックスの手をマーティはそっと握る。
「マーティ、どうしたんだ急に?」
「・・・・・・ちょっと寒くなったから握らせてよ。」
まだクリームの効果は切れていなかったがマーティはエックスの手を握りながら朝日を眺める。その状況にゼロは少し妙に感じた。
「なあ、あれは一体どうなっていやがんだ?」
「愛ですよ、愛。」
「愛?」
「そう・・・・・2人がようやく一緒になったんですよ。」
「?」
ビートブードの答えがよくわからないもののゼロはあまり言わない方がいいと考えて黙る。ミニドラはそんな二人の周りを走り回っている。
再びやってきたシグマの脅威を退け、親友ゼロを救い出したエックス。
ハンターとしての任務を全うし、ゼロと仲間、そして、恋人同士となったマーティと共に見つめる朝日の海がエックスの遠い記憶を呼び覚まそうとする・・・・・・・
エックスは考える。
冷たいボディから溢れ出る熱い力と暖か
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