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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ネオシグマ
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後はお前だけだチビスケ。」
「ドラララ〜!!」
ミニドラは駆け足でシグマから逃げる。
「逃げられると思っているのか!!」
シグマは高速で移動しミニドラの目の前に来る。
「ドラ・・・・・」
ミニドラは何とかしようと手あたり次第ひみつ道具を取り出す。
「ドラ!!」
まず投げてきたのは「桃太郎印のきびだんご」・・・・・ではなく「おしり印のきびだんご」。しかし、レプリロイドは下痢などしないため効果なし。
「ドラララ・・・・・・・」
次に出したのは「地球破壊爆弾」の小型サイズ版「ミニ地球破壊爆弾」。これもミニドラサイズに縮小してしまっているため大したダメージにならない。
「ヌッフッフッフ・・・・・・・覚悟はできたかチビスケ?」
シグマがゆっくりとミニドラに迫る。
「ドララ・・・・ドラ!!」
「ヌッ!?」
ミニドラは最後の賭けと何か大量の錠剤が入った薬瓶をシグマの口へ放り投げる。蓋は空いているため薬瓶がシグマの口に入ると全ての錠剤が口の中へと入ってしまった。
「おのれ・・・・こんなものを私に入れおって、最早容赦せんぞ!!」
「ドラララ・・・・」
ミニドラは頭を抱えて縮こまるがどういうわけかシグマの動きが急激に遅くなった。
「なっ!?こ・・・・・・・・こ・・・・・・れ・・・・・・は・・・・・・・・い・・・・・・・・」
喋りまでゆっくりになり、シグマの動きがカタツムリ並みに遅くなる。ミニドラはそれを確認すると倒れているエックスの元へと走っていく。
「ドラララ!」
「う・・・・・・み、ミニドラ?」
エックスは目を覚まして起き上がるとほぼ静止した状態のシグマを見る。同じように起こされたマーティとビートブードも何事かと思った。エックスはシグマの足元に転がっている薬瓶を拾う。
「そうか。『スロー』を大量に飲んだせいで動きが極限まで遅くなったのか。だから、ほとんど動いていないように見えるんだ。」
「えっと・・・つまり、今のコイツは動いているけど攻撃できないほど遅くなっているってこと?」
「そう言うことになりますね。」
四人は、少し哀れそうにシグマを見る。
「な、なんかちょっと卑怯に感じますね。動けない敵を全員で叩くというのは・・・・・」
「仕方ないんじゃない?ミニドラを侮ってこうなってんだから。」
「それじゃあ・・・・・・みんなで決めて終わらせよう。」
エックスたちは一定距離まで離れるとシグマに向かって総攻撃を仕掛ける。
「ダブルチャージショット!!」
「チャージショット!!」
「ブーメランカッター!!」
「ドララ!!(ミニ空気砲)」
全員の攻撃がシグマに命中する。
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