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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
アジールフライヤー
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カウンターハンター基地

「よいしょ、よいしょ・・・」

マーティはエックスを引っ張りながら進んで行く。

サーゲスをどうにか倒す事ができたエックスではあるがダメージは予想以上に大きく、一人で立つのも困難な状態だった。本当ならすぐにでもハンターベースに戻って修理をするべきなのだが基地の防衛システムの一環なのかここでは簡易転送装置が起動しない。そのため、今ビートブードと交代交代でエックスを支えながら進んでいた。

「ぐっ・・・・・・」

「大丈夫エックス?」

マーティは心配そうにエックスの顔を見る。正直言ってあまり顔色が良くない。

「だ、大丈夫だ・・・・・」

「こんな時に転送装置が使えればいいのですが・・・・・・」

「使えないものを言っても仕方ないさ。一刻も早く奥へと向かおう。幸いカウンターハンターも後アジールだけだ。」

「でも、今のエックスの状態じゃ・・・・」

「君を置いてなんて逝ったりはしないさ。だから、進もう。」

エックスは、そう言いながら足を進める。三人は梯子や移動用リフトに乗って移動すると深い下りへと辿り着く。

「結構深いですね・・・・・・・安全のためにロープをつけながら行きましょう。」

「そうね。」

ビートブードは飛行しながら先導し、マーティはエックスをしっかり固定してロープを伝って降りて行く。しばらくするとマーティは腕にしびれを覚え始めた。

「うぅ・・・・・流石に一人背負って降りると疲れるわね・・・・」

「すまない・・・・・」

「・・・・・・フッ、いいのよ。こうなったのもアタシが原因なんだから、早く終わらせて爺さんに直してもらいましょう。」

詫びるエックスに対してマーティは笑いながら答える。すると先に降下しているビートブードが二人に声を掛ける。

「副隊長!ここの壁だけ何故かホログラムで偽装されています。結構広い空間になっていて敵もいないようです!!」

「占めた・・・・そこで一旦休憩を取りましょう。」

マーティは、ビートブードがいるところまで降りると壁に触れて見る。確かに他の壁と違って手を触れるとすっと中に入り、少し広い空間へと辿り着いた。

「どうやら、敵が設置したわけでもないようですね・・・・・・・でも一体どうやって・・・・」

しかし、奥を見ると見覚えのあるカプセルがあった。

「副隊長・・・・・・・もしかしてメカニロイドを収納しているカプセルでしょうか?」

「いいえ・・・・おそらくだけど・・・・・」

マーティとビートブードは恐る恐るカプセルに近づく。するとカプセルが開きライトが姿を見せた。

『よくぞここまで来たエックス!!ここでは波動拳と並ぶ必殺技を授けよう!!ほれ!さっさと・・・・・・!?
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