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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
サーゲスタンク
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クス!!』
「その声はサーゲス!?」
『前回は不甲斐無いばかりに敗北したが今度はそういかんぞ。このサーゲス自らを組み込んだサーゲスタンクの前では貴様らなど敵いはしないのだ!!それにそこは限られた足場に一歩間違えればトゲの床に真っ逆さま。お前たちのみじめな最期を拝めるぞい!!』
「何言ってんのよ!むしろアンタの方が串刺しになれば?イレギュラーの最後にしてはお似合いなんじゃないの?」
大笑いするサーゲスに対してマーティは挑発するように言う。
『何をっ!?生意気な変態小娘め!!そんなこと言うなら貴様からけっちょんけっちょんのぎったんぎったんにして、最後にさっき撮ったお前の恥ずかしい写真を全世界にばら撒いてくれるわ!!』
「へ、変態言うな!!って言うかアンタも見てたんかい!!このクソジジイ!!!」
サーゲスの言葉に激怒したマーティは槍を展開して向かって行く。
「マーティ!!」
エックスは止めようとするがマーティは、エックスに構わずバスターショットをサーゲスタンクの砲身部に向けて放ちながら砲弾を避けていく。
『ええい!ちょこまかと!!』
接近したところでブーメラン弾を放つとシールドブーメランで相殺し、槍を伸ばして砲台の一門を突き刺す。砲台は火花を散らして爆発する。
「よし!まず一門!」
『おのれ!小娘が!!』
サーゲスはタンクの距離を詰める。するとマーティの乗っていた足場が破壊され、着地点を失う。
「なっ!?」
『ヌフフフフフフ!!まずは生意気な小娘一人!!』
マーティは真っ逆さまにトゲの床へと落ちていく。エックスはエアダッシュで咄嗟に彼女を抱き、足場の端を何とか掴む。
「くっ!」
「エックス!?」
『ガッハハハハ!!たかが女のために危険な目に遭うとは奴と同じで本当に甘いのう!!』
サーゲスはうまく動く事をいいことにエックスに攻撃を集中させる。
「グッ!?」
『ほれほれ!!早くその女を放さんと自分がやられてしまうぞい?』
サーゲスは笑いながら言う。
「エックス隊長!?」
ビートブードは助けに行こうとするが砲撃が激しくて防御するのが精一杯だった。エックスは傷つきながらもマーティを放そうとしない。
「ぐ、ぐうぅう・・!!!」
「エックス、放して!このままだとあなたまで・・・・」
「ダメだ・・・・・・くっ!」
エックスは、痛みに耐えながらも彼女を掴んでいる手の力を弱めない。
「アタシなんてどうせただの変態女よ!?そんなアタシを助けて・・・・・」
「君は俺の大切な仲間だ・・・・・・それに・・・・・ぐうう!!」
エックスは弱っていながらもマーティをしっかりと見る。
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