暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
クリスター・マイマイン
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
。」

「なんで?」

「僕が気持ち悪いから。」

マイマインは哀しそうな表情で言う。

「みんな僕を見るやつはこう言うんだ。『気色悪いからあっち行け!!』とか『こっちくんな!!』とか。時には石を投げられたこともあるよ。」

「・・・・・・そんなひどいことを・・・・・。」

「っで、時には街にいただけでイレギュラーの疑い掛けられて・・・・・」

「・・・・・・・それであそこまで警戒していたのか。」

マイマインの言葉でエックスは何となく納得する。マイマインは、散らばってしまった絵を拾いながら大事そうにしまう。

「その絵は?」

「僕のことを大事にしてくれた人間のおじいちゃんの顔を描いた絵。このおじいちゃんだけは僕のことを認めてくれた。短い間だったけど、あの頃は楽しかったな・・・・・・・・すぐに亡くなっちゃって、死んだのも僕のせいにされて、また逮捕されたけど。グス・・・・・・・」

マイマインは泣き始めた。

「その後は・・・・・・・・どこに行っても・・・・・追い払われて・・・・・・・・うぅ・・・・・おじいちゃんの趣味だった絵を描いて新しいことをしてみようと思ったんだけどまたわけわからない理由で捕まって・・・・・・・・うわ〜!!また、僕は刑務所にぶち込まれるんだ〜!!」

子供のように大泣きし始めた。あまりにも理不尽な理由に同じハンターであるエックスも思わず彼に同情しざるを得なかった。何となく昔の自分を見ているようだった。しかし、大きな差は自分は見た目をある程度認めていたのに対してマイマイン自身は存在そのものを否定されてきたのだ。これはあまりにもひどいものだった。

「・・・・・・・・これは、ケイン博士に相談した方がいいかもしれないな。」




























ハンターベース

「お帰りなさい、エックス隊長・・・・・・って、何ですか?その後ろにいる泣いているレプリロイドは?」

マイマインを連れ帰ってきたエックスを見てビートブードは思わず動揺する。

「あぁ・・・・・ちょっと色々あってな。ケイン博士はいるか?」

「えっ?はっ、はあ・・・・今、研究室からゼロのパーツを取りに行って丁度整備室にいるところです。」

「そうか。」

エックスはそう言うとマイマインを連れて整備室の方へと行く。

「あ、あの・・・・・副隊長も戻ってきて・・・・・・行っちゃった。」

























整備室  

「なるほどのう・・・・・」

ケインは、エックスの話を聞いて隣で泣いているマイマインを見る。

「・・・・
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ