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ヘタリア学園
第四百九話  エンジン全開

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第四百九話  エンジン全開
「さて、遂にリーダーの僕だな」
「ああ、わかったからよ」
「やっぱりそれは欠かせないんだな」
「当然さ、僕はレッドだよ」
 ふてくされまくっているネタ要員二人に平然と返します。
「だったら一番目立たないと。だからこれも必要なんだよ」
「ったくよお。最近じゃリーダーはレッドじゃない場合も多いってのによ」
「何で今回はレッドがリーダーなんだよ。しかもスケボーまで持ってよ」
 アメリカはスケボーまで持っています。それに乗って敵を攻撃するという派手な攻撃をするのです。これがまた子供達に人気なのです。
「さあ、早く敵を倒しに行こうか」
「って最近枢軸の奴等とも関係良好だろ?」
「悪の組織もねえじゃねえか」
「いや、これがあるんだ」
 突込みを入れる二人に突っ込み返します。
「ちゃんとね。学園を汚して回るとても悪い奴等が」
「あれか?ぞよとかなりとかおじゃるとか」
「あの連中は流石にいねえだよ」
「いや、いる!」
 アメリカはまだ断言しています。
「その辺りにいつも。だから僕達は戦わないといけないんだ!」
「じゃあ敵って何なんだよ?」
「いたら紹介してくれよ」
「ほら、そこにいるじゃないか」
 そう言ってアメリカが指差したのは何と。
「ああ。ゴキブリか」
「そういやこの連中は何処にでもいるな」
「そういうことだ。じゃあ連合ファイブ出撃だ!」
 生徒会の仕事も楽ではありません。彼等も中々大変でありました。


第四百九話   完


                         2008・10・22

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