第四百八話 卵料理だけではありません
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第四百八話 卵料理だけではありません
料理は基本としてブルー担当です。ですが何しろ中国です。その料理の幅は。
「卵料理だけじゃねえのか!」
「これがブルーの料理かよ!」
「あれは栄養バランスに偏りができているある」
イギリスとフランスに食べさせつつ説明しています。
「だからいつも思っていたある。こうして色々なものを出すべきあると」
「てっきり本当に卵ばかりだと思っていたからな」
「御前はその卵料理すら満足に作れないだろ」
フランスがイギリスに突っ込みを入れます。
「あのやたら甘い料理はどうするんだ?」
「うるせえよ。この前遂に妹から駄目出し喰らったよ」
「姉ちゃんじゃなくてよかったな。あの鹿児島のよ」
「俺には姉貴はいねえからな」
そんな話をしています。ここでその料理担当のブルーがブラックに対して声をかけます。
「御前は料理しないあるか?」
「何かブラックは料理しねえみてえなんだよ」
こう中国に言います。
「今はな。何かプロデューサーに言われてな」
「何て言われたあるか?」
結構リアルな話にもなっています。
「今まで通り身体張ってネタを担当してくれってよ」
「・・・・・・それ俺も言われたよ」
これはイギリスも同じでした。
「出番増えるからってよ」
「かっこよすぎるだの額だの乾布摩擦だので満足しないでくれってな」
「ネタ要員も大変あるな」
「ったくよお、子供には眉のことまで言われるしよ」
「御前はまだましだぞ。俺なんか禿扱いだぞおい。ダンスの時の笑顔が爆笑とかよ」
最後はいつもダンスで締めているのですがそこでも注目されているフランスでした。この二人今回も受難なのでありました。卵料理だけではないことにはほっとしていますけれど。
第四百八話 完
2008・10・21
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