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ヘタリア学園
第四百七話  ズバリ正解

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第四百七話  ズバリ正解
 とっても怖いドキドキ愉快もありますが全体的に子供達の人気は上々の連合戦隊。参謀役はブルーの中国でした。
「クイズ問題なら何でも大丈夫あるぞ」
「いや、それはいいんだよ」
「流石に長生きしてるしな」
 ネタ要員二人がその彼に対して言います。
「けれどよ。何で喋り方がいつも通りなんだよ」
「違うだろ、ブルーは」
「ああ、あれあるか」
 中国の方も二人が何を言いたいのかわかりました。
「言葉の後ろはっす、あるな」
「そうだよ、それだよ」
「何であれにしねえんだよ。やっぱり今のブルーはあれだろ?」
 何故か他のメンバーへの絡みがくどいものになっている二人です。完全にネタ要員になってしまっているのが内心面白くないのでしょうか。
「だからよ。ズバリ正解でよ」
「言ってみろよ」
「えっ、別にいいじゃない」
「ねえ」
 ところがここで後ろから子供達の声が。特撮といえば子供達です。
「違和感ないよね」
「そうそう、全然」
「子供達がこう言っているから別にいいと思うあるが?」
「くっ、何で俺達にはあそこまでぼろくそにからかいやがるのに」
「この連中は・・・・・・」
 イギリスもフランスも子供達に言われてはどうしようもありません。特撮では子供は絶対の存在なのですから。
「こうなったら子供からアイスキャンデーを取り上げて砂場荒らしてやろうか」
「俺は悪の心に囚われて詐欺師になってやる」
「・・・・・・それをやったら完全に偽者扱いされるあるぞ」
 中国に突っ込まれ空しくそれを止めることになった二人でした。どうもかなりすねているようです。


第四百七話   完


                                 2008・10・21

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