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ヘタリア学園
第四百一話  連合戦隊を作ってみました

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第四百一話  連合戦隊を作ってみました
「ところでよ」
 連合の五人が集まっている時に不意にフランスが他の四人に声をかけてきました。
「俺達って五人だよな」
「今更何言ってるんだ?そんなの最初からわかってるだろうが」
 イギリスが少し挑発が入った感じで彼に言葉を返します。
「だから五大国なんだろ」
「いや、五人だからよ」
 フランスがこだわっているのはそこでした。
「あれじゃねえか。ほら、日本の家の特撮の」
「ああ、あれだね」
「戦隊ものあるな」
 アメリカと中国がここでわかりました。
「あれどれも面白いよね」
「いつも楽しませてもらってるある」
「俺達もそうだよな」
 フランスはその戦隊と自分達を重ね合わせて話すのでした。
「連合戦隊ってな。どうだい?」
「うん。それいいかも」
 ロシアが最初にフランスの提案に乗ってきました。
「皆でそれぞれ名乗りを挙げてね。いいと思うよ」
「そうだろ?じゃあ少し考えてみようぜ」
「何かこういう話になると皆乗るな」
 イギリスは自分も含めて結構乗り気なのを感じながら言います。
「まあ俺も嫌いじゃないけれどな」
「特撮嫌いな奴は日本の家で変な宇宙人にブロンズ像にされるぞ」
「それか色々組み合わせたやたら強い怪獣に襲われるんだったな」
 こう言ってフランスのブロンズ像に返します。
「どっちも最悪じゃねえか」
 何気に怖い存在には恵まれている日本の家なのでした。


第四百一話   完


                                    2008・10・18

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