とりあえずキリナについていったら意外なことを知りました。本当にびっくりです。
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上げる奴などいらないのだがな。
予想が外れたぞ。わらわの弟子になると申した時の勢いはどこに行った?ん?」
……この悪魔が?
ついついそんなこと思ってしまった。こうなったらもう意地だ?
「この程度じゃあ俺は屈しないぜ。望むところだ!」
「ほほぅ。わらわに対抗するか。ではいくぞ!」
そう言って俺らがメラメラと燃えているとき。
「あのぅ。」
「は!?」
「ほへ!?」
見知らぬ黒髪の少女(これまたかわいい子)が第三者として入ってきた。ちなみに「ほへ!?」と言ったのは、キリナだった。案外とかわいい声もだせるんだな。と不覚にも思ってしまった俺がいる。そんなことはおいといて。
「こんな公共の場で夫婦喧嘩とは何事ですか!?恥ずかしいとは思わないんですか!?ほぉほぉとってもラブラブですねぇ。あー熱い熱い。」
「「断じて夫婦なんかではない?間違えるな?」」
黒髪美少女の言葉に反応した俺とキリナは息ピッタリにそう言った。
「またまたぁ夫婦と言うことは恥ずかしいことではありませんよ。」
「「だから、違う??」」
かなりイラッとしたので思わず
「なんでこの世界に初めて来てから初めて会った女と夫婦認定されないといけないんだよ。……たしかにキリナのことは尊敬しているし、一応好きだけど…」
そこまで言ってキリナが頬を赤く染めていることに気づいたけど、まぁいっかと別に気にしないことにした。
「まぁとにかく、ただの師匠とただの弟子の関係だ。」
「わらわも普通じゃないし、お前も普通じゃないけどな。」
ぼそっとキリナが何か言った気がしたけど、また気にしないことにした。
「……とにかく、俺たちには関わらないでくれるか。」
そう言ってその場を立ち去ろうとしたとき黒髪美少女が
「待って下さい!」
そう言って俺より1~2歳くらい年下のはずの黒髪美少女は年の割にたおやかな胸を俺の腕に押し付けて上目遣いで
「あなた達が何もない関係なら私、あなたのものになりたいです!」
一瞬何を言ったのかわからなかったがキリナの暴言(?)にようやく大変なことになっていることが分かった。……女同士の戦いが思えばここから始まった。…と思う。
「な、何をいいだすんだ!!ミコトはわらわの大事な弟子だ?お、お前なんぞのビッチ野郎に渡す義理はないのだ!」
「や、野郎ですって?何をいいだすのですか?それに、私はビッチではありません?」
「ええい!お前など、どけどけ!わらわの可愛い弟子に手出しするな?」
「嫌です!私のタイプの人なんですから?」
「う…簡単にはいかないか。こうなったら…えい!」
キリナが薄っぺらい胸を精一杯空いているほうの俺の腕にくっつかせている。……薄っぺらいながらに意外と感触が柔らかい。…可愛い美少女二人に挟まれて……男の天国ではなかろうか。いや、そんなこと
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