第六話「AGIT?」
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性社会、しかしこういったミリタリー、兵器の世界では女性社会が構築されていく。それはこの世界のバランスを崩し、崩壊を呼ぶ意味を示していた。そこに付け入ってショッカーやバダンと呼ばれる組織が乱入して来たら――これ以上は恐ろしくて考えたくもない。
そんな車内の間に彼女の元へ一通の連絡が飛び込んだ。
「――なんですって?」
一瞬驚くも、すぐに冷静沈着な姿勢に戻ると、そのまま無線を手にとって外の雷羽達へ緊急の報告を伝えた。
「氷川君、滝警部と民間のライダー君たちも聞いているかしら?」
無線を取って小沢は外にいる彼らに
「たった今、例の怪人が自衛隊のIS部隊と遭遇するも突破して方角を此処ではなく新宿へ向かっているそうよ」
「なっ!?」
寄こしてきた果たし状の内容は全く違った。その展開に一条と氷川はGシステムのメット越しから驚くものの、一方のライダー姿の滝はこうなることを薄々予想していたのか、すぐさま警視庁から支給されたオフロードバイク「トライチェイサー2000A」に跨った。
「新宿へ急ぐぞ!」
滝はそう皆に呼びかける。
雷羽と翔一はそれぞれのバイクへ、、氷川もG3X専用車両のガードチェイサーへ跨って、バイクに乗れない一条と弾はGトレーラーへ乗って移動することに。
「くそっ! こういう時こそスカイライダーが居てくれりゃあなぁ――!!」
かつての仲間の一人を口にする滝はバイクのスロットルを思いっきりふかしあげた。
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