第三十九話 ファイナルストライク
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
悪な笑みを浮かべた。
「どうやら勝利の女神は私に微笑んだようだな!!」
再生した両肩からビームが放たれ、ヴァンとエールに迫る。
「チィッ!!」
モデルHがエールをモデルHXに強制変身させてバーニアを噴かしてヴァンに体当たりする形で回避した。
「っ…ありがとう…モデルH…」
「礼を言うのは後にしろ、次が来るぞ!!」
「ふはははは!!無駄な足掻きを!!」
再び放たれるビームをエールとヴァンはダッシュで何とかかわしていく。
「畜生!てめえ汚えぞ!!」
「ダメージでろくに動けない二人を狙うなんてまるでハイエナのようだわ」
モデルFとモデルLもセルパンの卑怯なやり方を非難した。
「戦いとは勝利こそが全てだ!それは貴様らとて同じことだろう!!」
巨大な手に挟み撃ちにされ、ヴァンとエールはそのまま挟まれる。
「「がはっ!?」」
防御も意味を成さない攻撃に二人は一瞬、意識を失いかけたがヴァンは残る力を振り絞って拳を手に振り下ろし、エールもモデルFXに変身してナックルバスターを手に叩きつけた。
「アースクラッシュ!!」
「グラウンドブレイク!!」
「ぬう!?」
普段より威力が下回っているが、弱っているセルパンにはかなり効いたようだ。
「くっ!何とか…抜け出せたか」
「ほ、本当にしつこいんだから…!」
満足な着地も出来ずに倒れる二人。
「どこまでも諦めの悪い子供だ…!だが、君達にはもう反撃するだけの体力は残っていまい…このまま朽ち果てるがいい!!」
再び二人に放たれたビームに対して、二人はまともな回避行動も出来ずに吹き飛ばされた。
「ぐわあああああっ!!」
「きゃあああああっ!!」
「滅べ!滅んでしまえええっ!!」
吹き飛んでいる二人に更に追撃を加えるセルパン。
その映像はガーディアンベースのモニターにも映っていた。
「ヴァン!エール!」
「くそっ!セルパンめ!何て汚い奴なんだ!!」
プレリーとジルウェが傷付き、吹き飛ばされている二人の姿を見て悲痛な表情と怒りの表情をそれぞれ浮かべるが、こうしていても何も始まらない。
「おい、誰かサブタンクを持っているのはいないか!?」
「駄目だよ、救助活動でガーディアンベースが保有している全てのサブタンクを使ってしまったからね…」
トンが誰か回復アイテムのサブタンクを持っている者はいないかと聞くものの、カルレから返ってきた答えは良いものではなかった。
「治療物資もほとんど使ってしまいました…」
ローズの言葉に誰もが言葉を出せなかったが、セードルはあるものを二つ取り出した。
「ここに丁度E缶が二つあるんだ。」
「E
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ