第一章
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「そして脚はな」
妻にその締まりのない好色な笑みでさらに言った。
「黒のハイソックスな」
「アニメみたいね」
「ああ、俺は今日は後輩になるからな」
「後輩って」
「お前は先輩になってくれ」
「イメージプレイも好きだし」
美菜子は余計にやれやれという顔になった、そのうえでの言葉だった。
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