第四章
[8]前話 [2]次話
「乗馬やフェシングですね」
「どちらも好きですわ」
「読書は純文学や政治のもので音楽はクラシックですね」
「どれも好きですわ」
「私は両親はパブを経営しています」
ベルファストのというのだ。
「好きなスポーツはラクロスと水泳です」
「毎日泳いでいますね」
「好きなので」
「屋敷のプールでそうしていますわね」
「お嬢様もよく泳がれますが」
メグは毎日泳いでいるのだ、そこまで水泳が好きなのだ。
「私はいつもですね」
「ですわね」
「はい、それに」
メグはエリザベスにさらに話した。
「読書は推理やSFが好きですし漫画もです」
「わたくしも漫画は読みますわ」
「少女漫画ですね、私は少年漫画です」
そちらを読むというのだ。
「日本のものも」
「日本の漫画はいいものが多いですわね」
「ですがジャンルは違います」
読むそれはというのだ。
「そして好きな音楽はロックです」
「つまり全く違うと」
「しかもお嬢様はお兄様と弟様に囲まれてますわね」
「ええ、三人兄妹の長女ですわ」
「私は三人姉妹の長女です」
同じ長女でもそこが違うというのだ。
「一番上です」
「女の子達の中で」
「女の子も三人いますと」
どうかとだ、メグはさらに話した。
「もう常に修羅場です」
「そうですの」
「貧しくはなかったですが」
それでもというのだ。
「家の中に女の子がいつも三人です」
「ご両親と一緒に」
「妹達の面倒を見ないといけなく」
メグはさらに話した。
「喧嘩もです」
「ありますの」
「いつもでした」
姉妹同士のそれもというのだ。
「そんな中の長女でした」
「同じ長女でも違いますのね」
「お嬢様はお兄様や弟様と喧嘩されたことはありますか」
「ありませんわ」
エリザベスは即座に答えた。
「お兄様はいつも可愛がって下さってくれて」
「いいお兄様ですか」
「優しくて頼りになる」
「そして弟様もですね」
「いつもわたくしを慕ってくれて可愛い」
そうしたというのだ。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ