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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
忍者ハッタリ君、只今参上!
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いるのか!?オレが協力しねーと、そのナントカってアイテムが見つけられないんだろ!」
分かってないのはお前だ!
お父さんにとって世界の…しかもこっちの世界の平和など、実際どうでもいいのだ。
それよりもキサマが先程イヤらしい事をしようとした、愛しの奥方の方が大切なのだ!
あぁ…もうお父さんには『太陽の石』などどうでもいいのだろう…
これからムカツク不男に、拷問をするのかもしれない…
「うるせー…舌を引っこ抜かれたくなかったら、黙ってろ!」
ほら…有無を言わせる気もないらしい。
しかしお父さんは、不男の側に近付くと買ってきた首輪を取り付け鷲掴み、聞いた事のない言葉で呟き始めた。
「¢?ΨαПя¥@」
何語かしら?
適当にビビらせてるだけかしら?
「お、おい…な、何やってんだ…おい!(涙)」
まぁ…ビビらせるだけであれば、概ね成功だわね!
不男半泣き状態よ。
「おい!!何なんだよ!!何か熱いぞコレ!?」
お兄ちゃんとラン君に押さえ付けられながらも、恐怖から藻掻く不男は見苦しい。
でも気持ちは解る…だって何やらお父さんの魔法で、首輪付近が光ってるんだもん。
「メガンテ」
え、今何と!?
メ、メガンテ…“目がテン”じゃなくて?
先程の“メガンテ”で作業は終了したらしく、不男から少し離れ冷たく見据えるお父さん。
そして少しだけ間を置いてさっき程の作業を語り出す…
「おい…今お前が首に巻いている物は『メガンテの首輪』という…正しい手順で外さないと、首輪から半径50センチは大爆発する…気を付けろ」
『メガンテの首輪』って、グランバニアに来た奴隷商人が使っていたアイテム?
「まず最初に唱えた呪文だが、あれはこの光の玉のパワーを、その首輪に纏わせる呪文だ。そして次の呪文は言うまでもない『メガンテ』だ!自爆魔法として知られてる『メガンテ』を、光の玉のパワーで包んで首輪に閉じこめた!」
光の玉のパワーを………ってなぁ〜んだ…ハッタリか!
「いいか…その首輪にループする様に光の玉のパワーを纏わせてある。無理に外そうとすれば、纏ってある光の玉のパワーに穴が空き、そこから『メガンテ』発動する仕掛けになっている。また光の玉のパワーが届く範囲は、約300メートルだ!従って僕の持つ光の玉から300メートル以上離れると、『メガンテ』を押さえ付けるパワーが消えて、その首輪は爆発する…僕からは離れない方が懸命だぞ」
上手い事を考えるわね。
コレなら外さないと逃げられないし、外し方も分からないから結局逃げられない!
……でも、流石にハッタリが過ぎるんじゃないかしら?
「は…ははは…そ、そんなの…ハ、ハッタリだ…と、取ったって…爆発なんか…」
ほら、今のところは半信半疑。
「そう思うなら外せ!
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