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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
忍者ハッタリ君、只今参上!
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本当に記憶にないんだわ!
「な、何だと…キサマ〜…「そんな事より!」
プルプル震えて怒る不男の言葉を遮り、自分の流れに持って行くお父さん。
「お前…『レミラーマ』って魔法使えるのか?」
「あ゛?使えるがそれが何だ!?」
ふむ…取り敢えずは役に立つのかもしれないわね…でも、使えない方が今回は良かったのかも…
「よし。じゃぁ手伝え!ラダトーム城に『太陽の石』ってアイテムがあるらしいんだが、何処にあるのか分からない。お前、探し出せ!」
何が凄いって、人に頼み事をする態度じゃないのよ。
「おま…そ、それが人に物を頼む態度かよ!………そのアイテムは、価値があるのか?」
「ない!金銭的な価値はない!でも僕等には重要なアイテムだ!だから探し出せ!」
あまりこう言う小悪党に“僕等には重要なアイテム”と言うのはどうかと…ほら、ヤツの顔がニヤけてる!
「ふ〜ん…まぁ…協力してやらない事も無いが………その前にオレ様を此処から出す事が条件だな!それから…そっちの金髪美人とヤらせろ!それから………まぁ、他の条件は追々だな(笑)」
あ……………この馬鹿、地雷踏んだ…
よりによってお母さんとヤらせろって言っちゃった!
もうお父さんの頭の中には、世界を平和にする事など微塵もないかもしれない…
コイツぶっ殺す事しか、考えられなくなってるかもしれないわ。
「ぎゃはははは!いいんだぜ、協力しなくてもよー!」
お父さんの激しい怒気に気付かない
不男
(
ばか
)
は、優位に立てたと思い込み馬鹿笑いを響かせる。
しかしお父さんは、凍り付く様な目で見据えたまま、
「アルル…最後の鍵で牢を開けて…」
と、不男の解放を指示した。
普段だったら絶対に牢屋を開けないアルルさんだが、今回はお父さんが怖すぎて問答する事も出来ず、素直に牢を開けてしまう。
これはアルルさんの所為ではない!
アルルさんは何も悪くはない!
だってお父さんが怖すぎるんだもん!!
「へっへっへっ…じゃぁ早速金髪ちゃんを…「バギマ!」
(ドゴッ!!)
「ぐはぁ!」
イヤらしい手付きでお母さんに近付こうとした不男は、不意に唱えたお父さんのバギマ(風だけ)に吹っ飛ばされた!
バギだって相当な威力のハズなのに、今回バギマでお仕置きをするお父さん…
きっと死んだ方がマシ級に痛いのだろう。
「ティミー、ヤツの右腕と右足を押さえ付けろ!…ラングストンは左腕と左足だ!」
お父さんが怒った時の怖さを知っているお兄ちゃんは、余計に怒らせない様に機敏に動き指示に従う。
しかし、お父さんが怒った時の怖さを知らないラン君も、既に怖さの一端を実感した様で、何時もの軽口を叩かずに、大人しく指示に従っている…正しい判断だ!
「テ、テメー…こんな事してただで済むと思って
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