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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
寝不足は美容の敵!
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しかしながら見つからない隠し部屋…
「…父さん…今日の所は一旦宿屋へ引き上げましょう。もう日も傾いてきましたし、お城に迷惑でしょうから…」
「一旦中止って言ってもよぉ…隅々まで探して見つからなかったんだ…明日は何処を探せばいいのやら…」
お兄ちゃんも捜索中止の方向で発言したのだろうけど、カンダタがその点をハッキリさせようとする発言をする。
「あ゛!?だったらもう一回隅々まで探せばいいだろが!グチャグチャ文句を言うのなら、元盗賊の特技か何かで、探し出せばいいだろ!相変わらず役に立たない木偶の坊だ!」
そうだ木偶の坊め!
口だけじゃなく役に立て馬鹿!
「ぐっ…オ、オレは盗賊って言っても、一人で活動するタイプじゃねーんだ。盗賊団を率いて活動するタイプでな…そう言う特技は持ち合わせて無いんだよ!悪かったな、木偶の坊で!」
「え!?本当にそう言う特技ってあるの?嫌がらせで言っただけなんだけど………それがあれば『太陽の石』探せね?」
そうだ!レミラーマがあるじゃない!!
「そうですよお父さん!確か『レミラーマ』って魔法があったハズ!それがあれば…「だから、オレは使えないぞ!」
私の喜びの言葉を遮り、カンダタは拒絶する。
「ぐっ…この役立たずの木偶の坊め!」
「はいはい…何度も同じ台詞を言うなよ…」
もう何よ!ここにあるのは間違いないのに、場所が分からずウルフにまで疑われるなんて!
「そうだよカンダタ!バコタのアホなら『レミラーマ』を使えるんじゃないかい?アイツは一匹狼タイプだろ………アイツに手伝わせようぜ」
バコタ?
それって盗賊バコタ?
アリアハンで捕らえられてるんじゃなかったけ?
私だけではなく、お父さんもお母さんもウルフまでもが不思議そうな顔をした為、モニカさんは慌ててバコタの説明をする。
・
・
・
どうやらアリアハンで捕らえられてたバコタは脱獄をし、運良く(悪く?)アレフガルドに落っこちた様で、こっちでも捕まっているらしい。
原作ではカンダタが捕らえられていたはずだけど、その代わりなのかしら?
「な、何だよ旦那…何か問題でもあるのか?」
私が因果関係を考えていると、カンダタがお父さんへ疑問をぶつける。
どうやら納得していない顔をしてたのだろう。
「問題…?あるだろ…そいつは罪人として投獄されてるのだぞ!勝手に牢から出す訳にはいかない!それに………」
そうね…罪人が素直に協力するとは思えないし、協力すると言ってきても信用して良いのか疑問が残る…
「それに…何だった言うんだい?」
罪人としてアッサリ改心したモニカさんとカンダタには、その辺が今一理解出来ないのだろうか?
歯切れの悪いお父さんに苛ついてますわ。
「…いや…何でもない。………協力させるなら王
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