第六十一話 大森林の先
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入室を許可すると執事のセバスチャンが入ってきた。
「殿下、急ぎ報告したき事が」
「どうした?」
「シュヴルーズ博士ら地質調査団が、大森林へ向かったまま消息を絶ったと報告がございました」
「……大森林? あそこに向かったの? 事前の報告は受けて無いけど」
「ウィ、殿下」
「嗚呼、なんてこったい」
「如何いたしましょう?」
「捜索隊を編成する、ウルグ将軍に連絡を」
「そうされると思い、将軍以下、各スタッフは、会議室に集まっております」
「流石はセバスチャンだ。すぐに向かうと伝えてくれ」
「ウィ、殿下」
マクシミリアンが視線を向けた先の大森林は、太陽の光を遮り深く闇に包まれていた。
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