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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第83話
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ネアもクロードのように敵の急所を狙って次々と敵を瞬殺していた。

「く……っ!弓――――――それも旧式の弓なんて骨董品が銃よりも優れているとか一体どうなってんだよ!?」
「内戦からの失態続きで下がり続けている”ニーズヘッグ”の評判をこれ以上落としてたまるかっ!」
一方エヴリーヌ達に圧倒されている猟兵達は唇を噛み締めた後銃を連射して最前線にいるメンフィル軍を攻撃したが
「――――――盾よ!!」
「―――顕現せよ、全てを守る盾!!」
アイネスがクラフト―――秩序の盾、ドゥドゥーが闘気によって絶対防壁を発生させるクラフト―――主君の盾をそれぞれ発動して襲い掛かる怒涛の銃弾を無効化するとともに仲間達を守り
「情熱のダンスを見せてあげる――――――灼熱の大熱風!!」
「輝け、翼輝陣――――――ケルト=ルーン!!」
「風の精霊達よ、精霊女王たる(わたくし)に刃を向ける愚か者達に裁いてあげなさい――――――双竜の大竜巻!!」
「うわあああああああッ!?」
「ガアアアアアアアッ!?」
二人が攻撃を防いでいる間にそれぞれ魔術の詠唱を終えたドロテア、プリネ、プリネに召喚されたフィニリィはそれぞれ魔術を発動して隊列を整えて銃撃や追撃の準備をしている敵陣を乱した。

「十六夜――――――”突”!!」
「疾風突!!」
「行きますわよ――――――ハアッ!!」
「参ります――――――ハァァァァァァァ……ッ!止めっ!」
「ぐふっ!?」
「が……っ!?」
「ぁ――――――」
「グアアアアアアッ!?」
敵陣が乱れるとツーヤ、レーヴェ、デュバリィ、オリエはそれぞれ高速で放つクラフトで乱れた敵陣に死者を出す事で敵陣の傷口を広げ
「超!ねこパ〜ンチ!!」
「邪魔だ―――豪・薙ぎ払い!!」
「光よ、我が槍に力を――――――光槍!!」
「フッ、熱き貴族の想い、見せてあげよう――――――葬炎雅(そうえんが)!!」
「ならば僕は、どんな時だろうと動じない貴族の冷静なる心を教えてあげよう――――――落星凍雅(らくせいとうが)!!」
「え――――――あぐっ!?」
「があっ!?」
「ギャンッ!?」
「グア……ッ!?な、なんなんだこいつらは……」
「ガッ!?人を殺す……覚悟もない……ガキ共が……どうしてこんな奴等と協力……を……」
そこにプリネに召喚されたペルル、ディミトリ、イングリット、フェルディナント、ローレンツが追撃して敵達の死者を更に増やした。

「こ、これがかつてリィンが所属していたメンフィル軍の訓練兵達の中でもエリート揃いのクラス――――――黒獅子の学級(ルーヴェン・クラッセ)の実力……!」
「りょ、猟兵相手に無双するとか、みんな強すぎるよ……」
「ハッ、猟兵(あいつら)の方が弱過ぎるだけなんじゃねぇのか?」
「フン…
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