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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第83話
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あの中を駆け抜けろなんて、難しい要求をしてくれたものだねぇ。」
「……でも、先を急ぐわたし達はこんな所で時間を取られたり体力とかも消耗する訳にはいかないから、ここはリィン達に任せて先に急ぐしかない。」
一方リィンの指示にセリーヌはジト目になって文句を口にし、アンゼリカは疲れた表情で呟き、フィーは静かな表情で呟いた。
「タイミングについてはあたし達が状況を見て判断して合図をして、駆け抜けるルートはあたし達が先導するわ。」
「あの場を駆け抜ける為の”隙”は必ずできるはずだから、みんなはいつでも走れるようにしておいて。」
「わかりました。お願いします……!」
シェラザードとアネラスの言葉にトワは頷いた。リィン達が戦っている中、ロイド達は端末に到着した。

「よし……敵の妨害もなく到着できたな。早速初めてくれ、ティオ!」
「はい!」
端末に到着したロイドは安堵の溜息を吐いた後ティオに声をかけ、声をかけられたティオは頷いた後持ってきた端末を取り出した後ケーブルを使って端末同士を繋げると端末の操作を開始した。するとティオのENIGMAが鳴り始め、音に気づいたティオがENIGMAを端末の傍に置いて通信を開始するとレンの映像が映った。
「レンさん、こちらは今端末を見つけてハッキングを開始した所ですが、そちらはどうですか?」
「こちらもちょうど端末を見つけてハッキングを開始したわ。――――――ついでに敵にも見つかって、迎撃中だけどね。」

〜Bルート〜

「キャハッ♪うーで、あーし、むーね……全部潰してあげる♪」
「フッ、美しき我が弓技、その身に味わう事を光栄に思うがいい!!」
「グギャアアアアアアッ!?」
「お、俺の腕が――――――ッ!?ガフッ!?」
「ギャンッ!?」
一方その頃、レンが端末を操作している中それぞれ遠距離武装である弓を得物としている仲間達――――――エヴリーヌ、プリネに召喚されたアムドシアス、クロード、エンネアは端末を操作しているレンの護衛兼後方からの支援攻撃を担当しており、エヴリーヌは次々と矢を放って猟兵達の身体の様々な部分を凄まじい速さで襲い掛かる矢でもぎ取って無惨な状態にした後絶命させ、アムドシアスは無数の矢を雨の降り注がせ、それらに命中した猟兵達や軍用犬は刺さった無数の矢が針鼠のような状態で絶命し
「さすが”魔神”だけあって、どっちもまさに”化物”じみた強さだねぇ。――――――お疲れさんっと!」
「フフ、貴方も灰色の騎士と共にいるあの銃使いの女騎士にも劣らない狙撃能力を持っているわね―――っと!」
「ガッ!?」
「グガッ!?」
「グアッ!?」
「ガフッ!?」
エヴリーヌとアムドシアスの凄まじい弓技に苦笑したクロードは確実に敵の喉元や眉間を狙って敵を即死させ、クロードの狙撃能力に感心したエン
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