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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ホイール・アリゲイツ
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。
『エックス、前回のアーマーに蓄積されたデーターを基に新たな強化アーマーを完成させたぞ。』
「本当ですか?」
『うむ、おそらく今回の戦いもかなり激しいものとなるじゃろう。戦いが続いてしまう事は哀しいことじゃがお前ならその戦いの先にある平和を必ず掴み取れると信じておる。』
ライトは、優しい眼差しでエックスを見る。
『このカプセルに入るんじゃ、エックス。このカプセルでは、チャージショットをパワーアップさせるアームパーツを授けよう。アームパーツを装着すれば、両手にエネルギーを貯めて連続で攻撃することができるダブルチャージショットを放つ事ができるようになる。このアームパーツによってあらゆる特殊武器と組み合わせることによってより強力な攻撃をすることも可能じゃ。』
「はい。」
エックスは、カプセルに入る。するとかつてのようにエネルギーが充填されていくと同時に温かいものに抱かれるような感覚が身体中に満ちてゆく。カプセルから出るとエックスの両腕に前回とカラーリングが酷似したアームパーツが装着されていた。
「ありがとうございます、ライト博士。」
『頼んだぞ、エックス。』
「ちょっ、ちょっ、ちょっ、ちょっと!?」
「『ん?』」
二人はマーティの方を見る。
「なんでアタシを無視して勝手に話を進めるのよ!?アタシってそんな扱い!?ひど過ぎない!?」
「いや・・・・そんなわけじゃないけど。」
『君は確かマーティ・・・・・だったかな?エックスの戦闘データの中で君が助けてくれたことも記録されていたよ。エックスを助けてくれたことに感謝する。』
ライトは、彼女に頭を下げて礼を言う。無視されていたと癇癪を起こしていた彼女だったがライトの態度に態度を改める。
「べ、別にそこまで言われても・・・・・」
『ワシにはエックスに強化パーツを渡してやることしかできない。これからもどうかエックスのことを支えて欲しい。』
「は、博士!?」
「いや・・・・・別に・・・・・・やるだけのことはやるつもりですから・・・・うん・・・・大丈夫大丈夫・・・・・・」
マーティは顔を赤くしながら照れる。不思議そうな顔をしているライトとエックスであるが時間もあまりないため、そろそろ別れようと考える。
「では、博士。また別のパーツの時に。」
『あぁ、今回の戦いにおいても強くなるためにはパーツを揃えることが重要じゃ。』
「あぁ!?待って待って!!まだ終わっちゃダメ!!」
カプセルを閉じようとするとマーティが慌てて止める。
「どうしたんだマーティ?」
「べ、別にいいの!エックスは、先に行ってて!アタシ、このおじいさんにちょっと用事があるから!」
「ライト博士に?」
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