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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
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コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
『J』姉なるやべーもの/イルカショーの乱入者
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ステージにはそのイルカ達を操るサーヴァント。

「レディースアンドジェントルメン!皆様!ようこそおいでくださいました!」

イルカを飛ばすからアーチャー。そんなブッとんだ理論でルーラーからアーチャークラスへとチェンジした人。
さらに2019年…おっきーの水着が実装された記念すべき夏イベ、『水着剣豪七色勝負』にてとんでもねぇキャラを引っ提げてきた聖女。
お姉ちゃんビームとかいう回避不可能の催眠光線を放ち、ありとあらゆるマスターを弟にし、自分をお姉ちゃんだと思い込んでる精神異常聖女。
その名も。

「ジャンヌ・ダルクじゃん。」

ジャンヌ・ダルク。
ルーラーからなぜああいうやべーやつになったのかは謎である。

「それでは最後までお楽しみください!」

そしてジャンヌはイルカ達に指示を出す。
ホイッスルを吹けば、イルカ達は一糸乱れぬ動きでジャンプし、観客を沸かせる。

持っていたフープを潜らせたり、さらには自分がイルカに乗って高く飛ばしてもらったり、とにかく見るものを魅了させた。

まぁここに見に来てる大半がイルカ目当てではなく…

「すごーい!」(子供の声)
「イルカさんジャンプしてー!」(子供の声)
「ジャンヌさんジャンプしてー!」(大人の声)
「あの胸でイルカの調教師は無理でしょ。」(大人の声)
「競泳水着!ポニテ!ベストマッチ!!!!」(大人の声)

ジャンヌ目当てなんだけどな。
さて、イルカ達がジャンヌの指示で様々な芸を見せ、ショーもいよいよクライマックスに差し掛かった頃である。

「はい!イルカさーん!」

ジャンヌの声で一匹のイルカが跳ぶ。
それと同時にビーチボールを投げあげるジャンヌ。
イルカが投げられたボールを返す芸なのだが…

「!?」

尻尾をボールに叩きつけようとしたその時、破裂したような音と共にイルカが横に吹き飛んだ。

「イルカさん!?」
「そこまでだ!!動物を奴隷同然に扱う悪魔め!!」

その直後、男の声が会場中に響き渡る。
振り返ってみれば出入り口には銃をかまえた男+そのお友達らしき人。
さらにさっきどこかで見た制服、つまり葛城財団の面々がいた。

「我々は人間同盟!!葛城財団と結託し、不当に扱われている動物達を解放しに来た!!」

つまりこいつら人間同盟の主張としてはこのイルカショーにてイルカ達が倫理的に問題のある飼われ方をしているということ。

「さぁ、今日こそこのイルカショーという名の見世物小屋を畳んでもらおうか!!」

銃を向ける男。
だがそれよりも早く

「へぶ」

イルカが男の顔面に体当たりする方が早かった。

「だ、大丈夫か!?しっかりしろ!!」

顔面にイルカの直撃をくらい、気絶した男に仲
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