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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ワイヤー・ヘチマール
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ックス、気象コントロールセンターのイレギュラーを鎮圧した。イレギュラーをケイン博士のところへ持っていくように手配してくれ。後、マーティが負傷したからその件も頼む。」
そう言って通信を切るとエックスはヘチマールの体からDNAデータを抜き取り、バスターに組み込む。
「急所は外しておいたからケイン博士ならうまく直せるだろう。」
エックスは、呆れた顔をしてマーティを抱きかかえる。
「全く・・・・・・・いつもは待機していたのにどうして勝手に出撃・・・・・・・!?」
質問しようとしたエックスだがマーティの顔を見て思わず言葉を失う。いつもは本当に女性型か?と言うぐらい強気だった彼女が自分の胸の中で何処かしらにいそうな少女のように泣いていたのだ。
「うぅ・・・・・ううう・・・・」
「そ、そんなに泣かれても・・・・・・命令違反は命令違反だからな!」
彼女の顔を見て言いづらそうだったがエックスは、立場上言う。
「・・・・どうして勝手に出撃した?」
「・・・認めてほしかったから。」
「えっ?」
マーティの言葉にエックスは、思わずきょとんとする。
「・・・・・・・アタシ、今までイレギュラーをまともに倒した戦績もなかったし、危ないところはいつもアンタに助けられっぱなし。だから、今度は手間を掛けさせないようにって爺さんからの装備で行ったのに・・・・・・・」
そこまで言いかけたところでマーティは、また泣き出す。
「け、けっきょ、きょく・・・・・・勝てなかった・・・・・・じいさんに無理に頼んで態々作ってくれたのに・・・・・・・アタシって・・・・もうハンター失格だよ・・・・・・・何もできやしない・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
そんなマーティに対してエックスは思わずかつての悪友ジャイアンの妹ことジャイ子を思い出した。
彼女は将来漫画家になるべく、新人賞に応募しては何度も落選するという苦い経験を味わっていた。ジャイアンからの話を聞くなりよく何度も諦めかけながら起き上がっては自信作を書いては挑む・・・・・・それが今のマーティと何となく似ていた。
エックスは、彼女の頭を撫でながら基地へと戻り始める。
「・・・・・悪かったな。そんな悩み事を聞いてやれなくて。」
「!?」
「俺だって最初っからイレギュラーと戦えたわけじゃないさ。それにそれよりも前はすぐに諦めちゃうような奴だった。まあ、一緒にいた親友がいろいろ言ってはやってくれたけど。」
「・・・・・・・」
「俺は別に君が弱いとか宛にならないとか思ったことは一度もないよ。それどころか信用しているし、いつも仕事をサポートしてくれることに感謝しているよ。」
「エックス・・・・・・」
「・・・・ちゃ
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