第五幕その十一
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お米への信仰があって」
「それでなんだ」
このことがあってというのです。
「それでなんだ」
「お米のお酒でないとだね」
「御神酒にならないんだ」
「成程ね」
「そう、そして」
先生は王子にさらにお話しました。
「僕達もこうしてね」
「飲んでいるんだね」
「今ね」
「そういうことだね」
「これも神事なんだよ」
御神酒を飲むこともというのです。
「じゃあ日本の神々に感謝しながら」
「御神酒を飲んだし」
「花火もね」
「最後までだね」
「楽しもうね」
こう言って花火を見続けるのでした、先生達は今は神社でそうして楽しんでいました。これもまた先生達の夏でした。
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