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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
探偵は東京へ行く/神作家と神絵師
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付けないってか。
「む、無理だよ!おそれおおすぎて近付けないよぉ!」
「気にすんなっての。あっちは何か良くないことしたか不安になってんだからよ。」
「でも…。」
「でもなんだよ?」
「あの人…姫とめっちゃキャラ被りしてるし…。」
「は?」
どこが?
「あの…刑部姫様?」
「うわあああ来たあああ!!!い、いいです!姫のことなんか気にしないで!!姫にかまわないでぇ!!」
紫式部を前にしてなんだかもうわけわからんことになってるおっきーを取り押さえ、それから俺は取材を受けることにした。
?
それから東京に着くまでの間、彼女からは様々なことを聞かれた。
世界崩壊直後のことや、
何故探偵を目指すことになったのか、どんなことを解決してきたか、印象に残った事件はあったか?
そしてセットで刑部姫も紫式部からイロイロ聞かれたり聞いたりしていたが何を話していたのかは知らない。
だが、話が終わった際紫式部には
「甘やかされるのがお好きなのですね…これからも末永くお幸せに」
と言われおっきーは
「すごかった…あの人いろいろすごかった。百合ってすごい。」
とだけ言っていた。
なんだよ、結局魔力供給の話じゃねーか。
それから約一時間後。
「さぁ着いたぞ。キミのデートという船出に、多くの幸があらんことを。」
「いい加減にしねぇとブッ飛ばすぞてめぇ。」
目的地である東京に到着。
港は俺達のいた町とは比べ物にならないほど賑やかだ。
「それでは同志、また会おう。ところでそこの金髪のキミ。前髪伸ばさない?」
「やめとく。」
バーソロミューはまだ仕事があるので、彼とはここでお別れだ。
そして遠回しなナンパを源 葵にしかけたがあっさり撃退された。
「そっちはこれからどうするんです?」
「んー。探偵さんからはまだまだ聞きたいことはあるし…どう?しばらくは一緒に行動しない?」
俺はかまわないけど…。
「だめ…!姫プレッシャーで死んじゃうぅ…!!」
「お前さっきまで猥談で盛り上がってたんだろ!?仲良くなったんじゃねーの!?」
俺の後ろに隠れるおっきー。
紫式部は不思議そうな表情で覗き込むも、おっきーはなんとか目を合わせまいとしている。
陰キャかお前は。あ、陰キャだったわ。
「ところで、探偵さんお二方は東京にどういった用事で?」
「用事というか…慰安旅行っすね。」
【とは言いつつも、実際のところデートである。ただ照れ臭くてそれっぽく誤魔化してはいるものの本人自体も内心ドキドキしていて仕方がないのだ。】
「まーちゃんからなんか出た!?」
え、なに?
「い、いけません…!うっかり"泰山解説祭"が…!!」
はわわと言いつつ何かを
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