暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
のんべえとへべれけと零れた真実
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ね。いいよ。利用客が増えるのは大歓迎さ。」

勝負には負けた。
だが、ドレイク船長はマキさんのあまりの飲みっぷりに折れたのだ。
なんてことだろう。

「さーておひらきだ!」

「いや、後片付けをだね…。」

と、アラフィフの言葉を気にすることなく出ていったドレイク船長。
後片付けは俺とドレイク船長のマスターがやりました。
ちなみに呼び戻しにいったそうだが時すでに遅し。豪快にベッドで大の字になって寝てたとさ。
起こしても起きないって。
そんで彼はアラフィフに謝り、お詫びの品としてあるだけのお酒をプレゼントしたのだった。

「本当に申し訳ない…後であいつにはキッツいお仕置きをしておくんで!!」

と言ってたな。
ふーんそう…もしかして夜の営みはそういうやつですか?

「まーちゃん。」

「うん?」

「お仕置きイコールえっちなことに繋げるの、思春期の子だけだよ。」

うるせーよ。
じゃあ今夜はお前をお仕置きしてやろうか?

「ごめんまーちゃん。今日だけは無理かも。今回はヤッてる最中にリバースする自信ある。」

「うん…俺もやべーから今日はやめとくわ…。」

ゲロしながらセックスとかどこのニッチなAVだよ。
それより後片付けも大変だしな。

そして俺達はドレイク船長のマスターと契約を済ませ、無事『蜘蛛の糸』の明日とホテルのこれからの献立を守ることが出来た。
とはいってもこれはマキさんのおかげだ。
ということもあり、


「この辺か…?」

アラフィフに頼まれ、俺はマキさんを抱えて家まで送り届けることになったのだ。

しかしここは町の外で時刻は深夜。いつモンスターが出てもおかしくはない。
なので

「まーちゃん早く帰りたい。」
「うっせーなお前は黙ってついてこい!」

護衛としておっきーを連れてきた。
頭痛いとか早く寝たいとかうるせーけどな!

そしてそんな文句を聞きながら歩くこと10分。

「ここが…」

「マキさんの家。」

町から少しだけ離れたところ、
そこには一軒家があった。
運良く残っていた家をそのまま再利用したんだろう。

玄関には鍵はかかっていなかった。
まったく不用心だなぁ。下着とか盗られちゃったらどうすんのさ。

「マキさーん。着きましたよー。」

「…。」

家の中に入り、俺の背中ですぅすっと寝息を立てているマキさんに声をかける。
しかし起きない。
軽くゆすったりしてみるも、全く起きる気配がない。

「起きないな…。」

「部屋まで運んであげれば?」

女性の部屋に上がり込むのは少々あれだが仕方がない。
おっきーのいう通り部屋まで連れていってあげることにした。

「すごい綺麗だね。」
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ