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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第3章 奪われし聖なる剣
第18話 人間的な、あまりにも人間的な
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『『『汝を無垢の極限へと誘おう──ッ!』』』』』』
『Juggernaut Drive!!!!!!!!!』
秘められた力を解放した白龍皇は、雨のように降りそそぐ砲撃をものともせず、急接近する。
しかし、ある程度、距離をとることに成功したはやては、砲撃魔法の嵐の中で、詠唱を開始していた。
詠唱が完了したときは、ちょうど砲撃が鳴り止んだ頃――だが、ヴァーリは未だ追いつけない。
『――響け終焉の笛、ラグナロク!』
――『Ragnarok』
原作はやての最大魔法『ラグナロク』を展開し、放つ。
この直射型砲撃魔法は、効果の異なる3連撃を放ち、着弾と同時に周囲を巻き込み破壊をもたらす。
強力な広域せん滅魔法であり、一撃で駒王町を廃墟にできる。
それを、直前まで連射された砲撃魔法の影響で、ヴァーリが硬直した瞬間に放った。
キノコ雲を量産し、土煙が晴れたときには辺りは、世紀末の様相を呈していた――
「まさか、ここまで強いとは思ってもいなかった。
単純な力比べでさえ、ありえないほどの力だった――ちんちくりんのくせにな」
『しかし、本来の姿は、小学生にしかみえん。おそろしい女だ』
「……ぐっ!人が気にしていることを言わないでくれ」
戦闘が終わり、いまは和やかに会話している。
ユニゾン状態では、変身魔法が維持できないため、はやては本来の姿だ。
つまり、9歳女児にしかみえない。
主が、ヴィータとよく愚痴り合っている姿を、シグナムは目撃していた。
結局、ラグナロクを発射したところで、試合はお開きになった。
あの砲撃の中でも、ヴァーリは無事だった。
しかし、結界が耐えられなかった。
「主はやて、そろそろ場所を移しませんと、堕天使の連中に気取られる可能性があります」
「シグナム?……ああ、そうだった。結界がもたなくてドローとはね」
「いや、俺の負けさ。実際、あのまま試合を続けていたら、負ける可能性が高かった」
「へえ?『あの状態のまま』だったらそうかも、ね。
ヴァーリは、まだ切り札を隠し持っているだろう?」
(まさか、『覇龍(ジャガノート・オーバードライブ)』まで使用してくるとは、思わなかった。あれは、かなりのリスクを伴うはずだが……。
現在の時点で、他に切り札があるとは思えないが、油断はできない)
「そういうはやても、あれが全力ではないだろう?」
「お互い肩慣らしには十分だったな。ヴァーリは、模擬戦の相手に苦労していそうだ」
「よくわかったな。いつも手加減が必要だったから、ストレスが貯まってしょうがない」
「ボクもさ。ちょうどいい練習相手ができて感謝している」
(実際、助かったな。『覇龍』状態の
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