第63話 烈火の剣精
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っている以上、一気に吹っ飛ばした方が効率が良い。
「ナイスだ、桐谷」
「それより急ぐぞ、早くしなければ間に合わなくなる………」
そう言って俺達は先へ進んだ。
「ISランブルデトネイター!!」
フェリアのISで後ろを爆破し、道を塞ぐ。
これで後ろから襲われる心配は無い。
「後は急ぐのみ!!」
玄武剛弾で近づいてくる敵を吹っ飛ばす。
走りながらでも直ぐに使え、なおかつ大多数の敵を巻き込めるから本当に便利だな。
暫く進むと、最初の分岐点まで着いた。
「零治達は先に行ったか?」
「分からん、だが、シャッターがまだ降りてるところを見るとまだなのでは?」
全く、何をしてるんだあいつは。
もう時間も余裕が無くなってきた…………
「翔凰烈火!!」
そんな事を思ってると、炎の鳥がシェルターを突き破って、現れた。
「何だこれは!?」
「おっ、お前らもいたのか!!」
突き破った穴から赤い髪の男が現れた。
「「「…………誰?」」」
「俺だよ、有栖零治だよ!!」
……………何で髪が赤いんだ?
「そう言えば、言ってなかったな。髪が赤いぞ」
「はい!?ってか今更遅いですよ、トーレさん…………」
その後ろからクアットロをおんぶしたトーレさんが……………
クアットロはばてたのか?
「皆さん………後、2分しかありませんわよ……………」
しかし本当に声に覇気が無いな…………
体力なさすぎだろ……………
「クアットロ、帰ったら戦闘訓練するからな」
「いいですから、先ずは生きて帰りましょう…………」
「そうだな、零治のその容姿もそうだが聞きたい事が山ほどある」
「それじゃあシェルターを吹き飛ばすよ」
イノーメスカノンを構えたディエチが言う。
「ISヘヴィバレル!!」
その一撃で残りのシェルターを一気に吹き飛ばした……………
「全く、派手にやってくれたね…………」
「ドクター、認識完了しました。この骨はディラウド・ベンダーで間違いないようです」
「そうかい…………全く、派手にやってくれたもんだ」
そう呟きながらディラウド・ベンダーの骨を握り潰す。
黒こげだった骨はいとも簡単に粉々になった。
「まあ、手間も省けてよしとするか…………しかしやりすぎだなスカリエッティ。老人たちもそろそろ何か手を打つよ。君はどうするのかね………?」
「ドクター?」
「いいや、何でも無いよ。それより引き上げるとしよう」
「イエスマスター」
「しかしスカリエッティがこんな行動に出るとは予想外ではあったが面白い。私の計画
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