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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
戦いの後
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・・・・」

エックスは、かつての上司が使用していた部屋を眺めながら言う。まだ荷物の整理が終わっていないこともあって部屋には段ボールが山積みにされていた。

「自分の部屋から荷物を持ってこなくちゃいけないから早くしないとな。買い集めていた漫画とかをしまう本棚も追加しないと・・・・・・・『ロボッター』を使えば楽だけど・・・・・・って、いけないけない!!ひみつ道具に頼っていたらのび太のまんまじゃないか!しっかりしなくては・・・・・・」

エックスは、誘惑を打ち消して部屋の片づけに入る。そんなときに部屋のドアからノック音が聞こえた。

「どうぞ。(誰だろう?まだリスト見ていないけど・・・・・・)」

部屋のドアが開く音がすると同時に誰かが入ってきたことは分かった。

「あっ、悪いけど書類は机の上に置いといてくれ。後で目を通しておくか・・・・・・」

エックスが相手の顔を見ようと前を向いた瞬間、あっと声が出た。

「・・・・・」

「き、君は確か・・・・・・・」

相手は女性型で見覚えのある顔だった。ただ、若干、姿が変わっており全体的に言えばビキニアーマーを身に着けた人間に近いタイプだった。何故か顔が真っ赤になっていたが。

「・・・・」

「・・・・ま、マーティ・・・・だよね?」

エックスは、彼女の顔を見ながら言う。確かに顔はかつてオクトパルドの戦いのときに知り合った人魚型レプリロイドのマーティそのものだった。しかし、下半身は足が二本だし、あまりハンターというには格好が・・・・・・・一言で言えばド〇クエに出てくる女戦士のような姿だ。

「ど、どうして君がここに?」

「・・・・・・・・・」

マーティは顔を赤くしたまま書類を見せる。書類には丁度部隊のメンバーの情報がまとめてあり、彼女のが一番前に載せてあった。

「えっと・・・・・・・A級・・・・・・・第17精鋭部隊副隊長マーティ・・・・・・・えっ!?ビートブードかマックじゃないの!?」

エックスは、思わず彼女の顔を二度見する。てっきり副隊長はあの二人のどっちかかと思った。マーティは、ボソボソとだが言い始める。

「べ、別に・・・アンタのことが気になってハンターになったとか・・・・そういうわけじゃないからね・・・・・・・・うん。」

「・・・・・・・・あっ!」

エックスは、少し前にケインと別れる直後の話を思い出した。





『・・・・おっ、そう言えばエックス。』

『はい?』

『お主、女性型で知り合いいなかったか?』

『えっ?何を突然・・・・・』

『うむ、そのレプリロイドが儂のところにきて戦闘用に改造してほしいって懇願してきての。あまりにもしつこかったもんで改造してやったんじゃよ。』


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