暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ストーム・イーグリード
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始めている中、一体のレプリロイドが甲板の上で腕を組んでいた。その眼には、強い何かを感じられると同時に何かを悟っているかのような感じがあった。

「・・・・・・・来たか。」

後方を向くと全身アーマーを装着したエックスがいる。エックスはバスターを構えながらもそのレプリロイドに近づいて行く。

「見ないうちに随分と変わったな、エックス。」

鷲型レプリロイド ストーム・イーグリードは対峙しながらもエックスの目を見ていた。

ハンターベースなどで見せていた以前と変わらない正義感の強い彼がそこに立っていた。


「イーグリード、どうして・・・・・どうして貴方ほどの者までがイレギュラーに!?」

「・・・・・」

「答えてくれ!」

「・・・・イレギュラーに堕ちたことは否定せまい。」

「今からでも遅くはない、投降して罪を償ってくれ!そうすれば・・・・・」

「・・・エックス、俺とてイレギュラーに堕ちたと言えどその手に乗るつもりはない。」

「!?」

イーグリードの言葉にエックスは思わず疑問を感じる。

「風からの噂ではマンドリラーは一時的な機能停止、カメリーオは口を割らない、それ故にシグマに関する情報が思うように得られない。だから、俺から情報を吐かせようと考えても無駄だぞ。」

「なっ、何を言っているんだ!?俺はそんなつもりで言ったんじゃ・・・・・・」

「お前がそう思っていないとしてもハンター上層部のことだ。おそらく強引にでも吐かせるだろう。」

「・・・・」

「そういうわけだ。お前は俺を殺す気でやらなかったとしてもこちらは本気でやらせてもらう。」

「・・・・・ゼロ、ごめん。どうやら彼を止めるのはもはや無理なようだ。」

エックスもイーグリードの硬い意志を認めたのかバスターを改めて彼に向ける。

「なら、俺はあなたを処分する!イレギュラーハンターとして!!」

「いいだろう!なら全力でかかってくるがいい!イレギュラーハンター エックス!!」

イーグリードは、翼を広げて空へと飛翔する。エックスは、チャージショットを一回発射すると通常のショットでイーグリードの翼を狙う。

「空からの攻撃は不利と読んで最初に相手の長所を潰す・・・・・・流石に判断が早いな!だが、その程度の弾速では俺に当たることはない!!」

イーグリードはエックスのバスターの弾を難なく避けると自分のバスターを構える。

「ストームトルネード!!」

イーグリードのバスターから突風が発生してエックスを吹き飛ばす。

「くっ!!」

エックスは、ダッシュをして踏ん張ろうとするがイーグリードはすかさず口から何やら卵のようなものを発射する。卵は甲板に堕ちると割れて小型の鳥メカニロイドがエ
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