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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga6-B遭遇〜Huckebein 1〜
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出してきて、サイファーを空高くにまで殴り飛ばした。
「さあ! 今のうちに!」
男性神官の合図を受けて3台の馬車は駆け出し、御者台の男たちや傭兵団が「首都で待っています! ご武運を!」と、片方の手の甲に十字を切ってから祈るように指を組んだ。馬車を見送った神官たちは、咳き込みながらも立ち上がろうとしているヴェイロン、空から落ちてきてはいたがしっかり着地したサイファー、こちらに向かって歩いて戻って来ているドゥビルをそれぞれ一瞥。
「数字が刻印された武器・・・。あなた達、フッケバイン一家ってことでいいんだよね?」
鞘の先端をヴェイロンに突き付けた女性神官がそう尋ねると、ヴェイロンは「てめぇ、この世界の人間じゃねぇな・・・!」と睨みつけた。その問いに女性神官が答えるより早く、サイファーが「その顔、見覚えがあるぞ」と言い、ドゥビルも「俺もだ。・・・管理局の人間だな」と続いた。
「時空管理局本局、脅威対策室直属特務零課――特騎隊隊長、イリス・ド・シャルロッテ・フライハイト」
「同じく、副隊長ルシリオン・セインテスト」
「同じく! ミヤビ・キジョウ!」
祭服から騎士甲冑へと変身した神官、イリスとルシリオンとミヤビ。管理局最強とされる剣士イリスと相見えたサイファーは嬉しそうに「ほう!」とほくそ笑み、ヴェイロンは「おもしれぇ!」と歓喜の声を上げ、ドゥビルは「ここは管理外世界だぞ」と疑問を口にし、それぞれ“ディバイダー”を構えた。
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