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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ブーメル・クワンガー
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投降する意思は・・・・・」
「無論、ありません。」
「・・・・・・・」
最後の忠告の答えを聞くと彼は、黙ってバスターをクワンガーに向けて放とうとする。
「っ!?」
しかし、その直後エックスは発射するのを中断した。原因は、空いた大穴から何か巨大なものが自分に向かって飛んできたからである。巨大なものはエックスの攻撃を中断させるとクワンガーの前に立つ。
「君はっ!?」
エックスは、目の前に現れた者に驚きの顔をする。
青い体色に巨大な一本角、細身のクワンガーとは対照的にずんぐりむっくりの体型。エックスがのび太だった頃は愚か今でも子供に人気がある昆虫 カブトムシがモチーフのレプリロイド。
「ビートブード。」
クワンガーは、自分の目の前で庇うレプリロイドの名を言う。
彼こそが同じ17精鋭部隊に所属している弟のグラビティ・ビートブードである。
シグマの反乱直後、離反した兄の責任によって独房に監禁されていたのだが、看守たちの立ち聞きでエックスがオクトパルドに続いてクワンガーを討伐しに行くと聞いたため強引に脱走してここまで来たのである。
「ビートブード!?どうして君まで!」
「・・・・・・・」
ビートブードはエックスの質問にしばらく黙る。
「・・・・・お、俺は・・・・兄貴を連れ戻しに来ただけだ。」
「えっ?」
ビートブートは、クワンガーの方を向く。
「ビートブード。」
「兄貴・・・・・・一緒にハンターベースに帰ろう。このままだと兄貴はエックスに殺されちゃうよぉ・・・・・・」
ビートブードは、震えた声で言う。
「兄貴、頭がいいからもう分かってんだろ?エックスは、もう四人も俺たちと同じ特A級ハンターを倒したんだぜ?だから、殺されないうちに自首しよう。」
「・・・・」
「俺ってさ・・・・・兄貴に比べて動きは鈍いし、頭だって優秀じゃない・・・・・・兄貴がいないと駄目なんだよぉ・・・・・・だから一緒に・・・・」
「そんな甘ったれたことを言いに態々脱走してまできたのですか?」
「・・・えっ?」
クワンガーから帰ってきた言葉は、予想とは違ったのかビートブードは目を丸くする。
「私がシグマ隊長に付いて行ったのは飽くまで自分の興味とエックスに秘められている可能性の解明。態々、貴方と一緒に命乞いをするためにやったのではないのですよ。」
「なっ、何を言っているんだよ!?現に今の状態まで追い込まれて危うくとどめを刺されかけたんじゃないか!!死ぬかもしれなかったのにどうしてそんなこと言うんだよぉ!?」
「実験に犠牲はつきものと言う
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