暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ブーメル・クワンガー
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、通常のバスターでも一発でも当たればかなりのダメージになってしまう程である。しかし、その機動力は、並のレプリロイドは愚かシグマすら一時的に凌駕するほどのレベルとなる。

「それに避けてはいるものの私との間隔がだんだん短くなってきている・・・・・どうやら私の動きを捉えつつある様ですね。以前のあなたではできなかったというのに。」

クワンガーは、エックスのバスターがだんだん自分に命中する危険性が高まっていると判断した。

「こうなってはボディへの負担は覚悟のうえで本気を出した方がよさそうですね。」

クワンガーは頭部のカッターを外してエックスへと投げるとすかさず一気に接近して手刀を放つ。エックスも手刀を避けると近距離からのチャージショットをお見舞いする。クワンガーは訳なく避けて距離を取るが壁に大穴が空き、そこから外の景色が見えるようになった。

「あれ程の威力があるとは・・・・・・・当たっていれば危ないところでしたね。」

「やっぱりチャージしたバスターじゃ速度が遅いか・・・・」

エックスはダッシュしながらもクワンガーに後れを取らないように奮闘する。

(エックスにこれほどの機動力はなかったはず・・・・・・腕といい新しいパーツが付けられている・・・・・いや、それ以上に彼の成長が想像以上に早い。あの判断力が欠けているエックスのどこにこれほどの力が・・・・・・)

「エレクトリックスパーク!!」

「っ!!」

クワンガーは、床を走る電流に危うく当たるところだった。他のハンターならまだしも装甲が極めて薄い自分に当たれば致命傷になりかねない。しかし、これはエックスの作戦だった。

「ローリングシールド!!」

「何っ!?」

エックスのバスターから球状のエネルギー弾が発射され、クワンガーの足元へと向かっていく。クワンガーは避けるがエネルギー弾は壁に当たると跳ね返りクワンガーへと命中する。

「ぐっ!!」

クワンガーの顔の装甲が一部吹き飛び、そこから内部の機器が露出する。

「まだです!この程度のダメージで・・・・・」

「ホーミングトーピード!!」

エックスは攻撃を緩めず、ミサイルでクワンガーの脚部を破壊する。

「うぅっ!!」

クワンガーはその場で倒れる。エックスは、動けなくなったのを確認するとバスターをチャージしながら歩いてくる。

「まさか、私がこうもあっさり動きを封じられるとは・・・・・・・」

クワンガーは、悟ったかのように攻撃をやめた。

「クワンガー・・・・・・アルマージ、オクトパルドに続いて君を撃つことになるなんて・・・・・・」

エックスは、クワンガーにバスターを向ける。チャージは既に完了していつでも撃てる状態だ。

「クワンガー・・・・・
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