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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ランチャー・オクトパルド
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・」

マーティは、渦の中で必死にもがいているエックスを見る。水中戦に慣れていない上に、うまく身動きのできない環境での防戦。やられるのは時間の問題だった。

「あ、アタシのせいで・・・・・・・・・・」

自分があんなことを言って足止めになるようなことをしなければ。

もっと素直に礼を言っていれば・・・・。

素直じゃない自分の性格を思わず呪いたくなった。

それでもエックスは、必死に防戦し続けていた。


「ホッホホホホホホッ!!エックス、抵抗するだけ苦しむ時間が長くなるだけですよ?潔く諦めたらどうです?今ならその功績に免じてこのエリアにブロンズ像を建てて差し上げても構いませんよ?」

「断る!俺は絶対にあきらめない!!昔からそうだった!そして、今も!!」

「ならばひと思いにとどめを刺して差し上げます!!」

オクトパルドは、触手からピラニア型魚雷を発射する。

「くっ!」

エックスはバスターで撃ち落とすが渦の中であることもあって数体が逃れてエックスに直行する。

「ダメだ!やられる!?」

魚雷が爆発する。

「・・・・・終わりましたか。美しく終わらせるのならパーツもある程度残さないといけませんでしたね。さて、どのくらい残って・・・・・なにっ!?」

その時オクトパルドは自分の目を疑った。

目の前に落ちてくるはずのエックスのパーツが一かけらもないのだ。

「そんな馬鹿な!?私の魚雷は確かに命中したはず・・・・・・」

「オクトパルド!!」

「ぬっ!?その声は・・・・・もしや!?」

オクトパルドは後ろを振り向く。そこにはマーティに掴まりながらバスターをチャージするエックスの姿があった。

「そ、そんなはずは・・・・・あのマーティが・・・・・あのじゃじゃ馬娘が人に手を貸すなんて・・・・・・」

「はあぁぁぁぁぁぁぁああ!!」

「芸術は・・・・・・」

「スパイラルチャージショットッ!!」

エックスのチャージショットがオクトパルドの脳天を貫いた。

「爆発なのでぇえ〜す!!!」

オクトパルドは水中で勢いよく爆発する。エックスとマーティは、バラバラになったオクトパルドの残骸から彼のDNAデータを取る。

「これで何者かに襲われたナウマンダーも含めて五人のイレギュラーを倒したことになるのか。」

エックスは、バスターの端末に組み込むとマーティの方に向き直る。

「・・・・・」

「・・・・助けてくれてありがとう。君の助けがなかったら今頃おれは海の藻屑になっていたよ。」

「べっ、別に!あたしがちょっと言い過ぎたと思ったからその・・・・・お詫びって言う意味でやっただけよ!べっ、別にお礼されたくてやったわけじゃないからね!
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