暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga6-A遭遇〜T.C.〜
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待って、フェイト。コレ、かなりヤバいやつだ。下手に攻撃しない方が良いと思う・・・悔しいけど」

「・・・判った」

アリシアさんとフェイトさんがデバイスを待機モードに戻した直後、正体不明の人の結界内がボッと炎に包まれた。そして炎が消えると、そこにはやっぱり族長の姿をしたままのあの人が立っていた。

「何を持っているんですか?」

正体不明の人の手には剣と斧があって、それから「魔力が・・・」溢れ出してる。フェイトさんの問い掛けにその人は「すごい魔力を感じるでしょ? コレが欲しかったんだ」って答えた。

「・・・なんのために?」

「んー・・・。我らT.C.。王の御身のために、ってやつ」

「T.C.? それは誰かの名前? それとも組織の名前?」

「あー、それは答えてもいいって言われてるから答えるよ。それは組織名。ちょーっとの間、この次元世界で活動するから、出来ればあんまり関わらないで」

正体不明の人はフェイトさんとアリシアさんの質問にそこまで答えると自分だけの結界を解除して、「そっちの結界は10秒くらいで消えるから安心してね。そんじゃ!」と告げてから音もなくすぅっと消えた。

後日。プレアの丘の地下深くに広大な遺跡があったことが調査で判明。年代は数千年前のものらしくて、犯罪者に襲撃されたこと、未発見だった文明が見つかったことの、2つの意味で管理世界を賑わせた。

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